とにかく色彩が見事なスクリーンセーバ。「点」が広がっていくタイプのグラフィックではなく、光跡を丹念に追った「線」で花火が表現される。花火の種類は単一だが、色の数が多いので、まったく飽きることがない。花火が明るさを減じながら落ちていく残像なども、美しいグラデーションでリアルに実現している。
音楽CDやMP3ファイル、WAVを流すことができるのも大きな特徴。好きな音楽をバックにかけて、光と音のコラボレーションを楽しむことができる。音楽CDを再生する場合はカーソルキーの操作で前後の曲に移動でき、また同じ曲をリピート再生することも可能だ。
キャンバスサイズも自由に指定できる。フルスクリーンでの描画のほか、キャンバスの幅と高さをピクセル単位で任意に指定することが可能。任意のサイズを指定した場合は、背景画像の上に指定サイズで花火が表示される。マシンスペックを要求するソフトなので、動きが重いと感じた場合はキャンバスサイズを調整してみるとよいだろう。