多彩でダイナミックな効果の施されたスライドショウを作れるソフト。作成したスライドショウは、実行形式ファイルなどで配布できる。「Play Photo」は、豊富な映像効果や画面切り替え(トランジション)を利用できるスライドショウ作成ソフト。任意の複数画像を「フィルム」として登録し、個別の画像に対して処理を指定できる。「フィルム」は「ライブラリ」に分類して、整理することが可能だ。
スライドショウの作成は簡単。まず、スライドショウにする画像を選択し、「フィルム」を作る。画像(シーン)の順序を変更したり、複製したりすることも可能だ。シーンにコメントを付けることもできる。次に「フィルムを編集」から処理内容を指定する。画像の表示位置や方法(ズーミング、パンニング、スキャン)、映像効果、トランジション、背景、テキスト、サウンドなどを指定できるようになっている。
映像効果は「RGBシフト」「色/明るさ/コントラスト」「色反転」「遠近フォーカス切り換え」「エンボス」「画像重ね」「グラデーション」など、20種類以上にも及ぶ多彩さ。シーンごとに個別の処理を、処理開始タイミングとともに指定できる。トランジションも豊富。「フェードイン」「渦巻き」「ジグザグ」「カーテン」など、数多くのものが用意されている。
スライドショウの開始やシーンの表示時に、音楽や効果音を再生することも可能。対応するのはCD-DA/MP3/WMA/MIDI/WAVEの各形式。「フィルム再生が終わるまで音楽/音声を繰り返す(映像優先)」「いずれも再生するのみで繰り返さない」「音楽/音声が終わるまでフィルム再生を繰り返す(サウンド優先)」の3種類のモードが用意されている。
作成したスライドショウは「Play Photo」本体で再生できるのはもちろん、フィルムを実行形式ファイルにしたり、再生専用ツール「PlayPhotoPlayer.exe」をライブラリ/フィルムと同梱して配布したりすることもできる。
そのほかにも、スライドショウ内の画像を閲覧できる「画像ブラウズ」、詳細な設定なしにスライドショウを作れる「シンプルスライドショウ」などの機能がある。フィルムにパスワード設定することも可能だ。