実際の付箋紙と同じような感覚で使える付箋紙ソフト。LAN環境内の他のマシンに付箋を送ることができる。「タックメモ7(ネットワーク対応版)」は、7色のメモチップをデスクトップに貼り付けられる、ネットワーク対応の付箋紙ソフト。メモチップには背景に画像を貼り付けたり、アラームを設定したりすることもできる。メイン画面には7色の付箋が並び、ここから好きな色の付箋をドラッグ&ドロップでデスクトップに貼り付けられる仕組み。ちょうど「実際の付箋の束から1枚剥がして貼る」ように使える。ドラッグ&ドロップのほかにも、ダブルクリックやキーボード操作(カーソルキーでの付箋の選択後に【Shift】+【Enter】またはホットキー)でも、メモチップを新規作成できる。
メモチップの状態には「編集モード」「表示モード」の2種類がある。新規作成直後の状態は「編集モード」。編集中のテキストにはフォントや書式、文字色、配置を指定できる。コンテキスト(右クリック)メニューから「編集の終了」を実行すると、「表示モード」に移行する。
「表示モード」では、位置の移動やサイズの変更が可能。付箋の自動整列や自動サイズ調整なども行える。さらに、背景への画像の貼り付け、背景色のグラデーションや透明化の設定、印刷やメール送信といった処理も可能。メモチップごとにアラームを設定し、指定したタイミングでメモチップを点滅させたり、通知音を再生させたり、プログラムを起動したりといったこともできる。
「ネットワーク対応版」独自のネットワーク機能では、LAN環境内の複数のパソコン間で、メモチップの相互送受信を行うことが可能。送信はコンテキストメニューの「ダイレクト送信」から簡単に行える。背景画像を一緒に送信したり、受信したメモチップを点滅させて着信を知らせたり、といったことも可能だ。
そのほかにも、
- 「タックメモ7」を最前面表示している場合、背後のウィンドウを操作するのに便利な「ちょっとビリピタッ」
- 背景画像の明るさやコントラストの調整
- メモチップ作成時のテンプレート設定
など、多彩な機能を備えている。