3種類のクラブセットと8種類のアイテムが用意され、バラエティに富んだ3種類のコースを楽しめるスタンドアロン版ゴルフゲーム。追加パックを購入することで、国内の著名ゴルフ場を最大100コースまで追加できる。飛距離や弾道の高さの異なる3種類のクラブセットと8種類のアイテムを使用
「ゴルフ漬け」は、名作「はるかなるオーガスタ」をはじめ、数々のゴルフゲームを世に送り出してきた「T&E SOFT」が開発した3Dゴルフゲーム。シンプルな操作とバラエティに富んだ美しいゴルフコース、リアルなキャラクタの動作や表情などにより、居ながらにして本格的なゴルフの楽しさを味わうことができる。使用できるキャラクタは男女各2名ずつの計4名。性別や体格による能力差はない。全キャラクタ共通で、飛距離や弾道の高さなどの特性の異なるクラブセットが3種類用意されており、好みに応じて使い分けられるようになっている。
クラブセットに取り付けることで、さまざまなスペシャルショットを打てるようになる「リング」というアイテムもある。用意されているのは、飛距離がアップする「パワーリング」、より精度の高いスイングが可能になる「EZリング」、ライの影響によるパワーロスを抑える「草刈鎌」などの8種類。このうち3種類を選んでクラブセットと組み合わせることができる。リングは1回使用するごとに「SP」を消費する。1ラウンドあたりのSPは標準で1,500までという制限はあるが、要所要所で的確に使えば、スコアアップに役立つ。
ラウンドのメンバーは1名から4名までで設定することが可能。Player 2〜Player 4は、COM(コンピュータ)またはMANUAL(家族や友人など)のいずれかを指定できる。
バラエティに富んだ3種類のコースが標準で用意されている
標準で収録されているコースは、入門用の林間コース「ディープフォレストG.C.」とスコットランドの名門ゴルフコースをイメージさせる上級コースの「グレートリンクスゴルフコース」、南海の孤島を舞台にした起伏に富んだ難易度の高いコース「Panas Island Golf Club」の3種類。各コースとも、ホールの数やティーの位置、グリーンの早さ、天候、風速などを設定してプレイすることができる。
「ショット」には、画面右下にある「ショットボタン」と「ショットゲージ」を使用する。1回のショットに要するクリックの数は「ノーマルショット」で3回。1回目のクリックで「ショットボタン」の上をクリックしてスイング開始。「ショットカーソル」が動き出す。2回目は、「パワーエリア」上をショットカーソルが移動している間に、目標とするパワーになるよう、タイミングよくクリック。パワーエリアを超えて「パワーロスエリア」でクリックしてしまうと、大幅にショットパワーが落ちてしまうので、注意が必要だ。
3回目は、ショットカーソルが「インパクトエリア」の中央にある「インパクト成功ゾーン」の中にあるうちにクリックできれば、ベストショットとなる。インパクトエリア内のインパクト成功ゾーン以外の場所でクリックすると、ショットが左右にぶれる。また、インパクトエリア内でクリックしないとミスショットになる。
パワーリングを使う場合は、インパクトエリアのあとに「スペシャルショット成功ゾーン」でのクリックが追加され、都合4回のクリックとなる。パッティングは、スイング開始とパワーエリア上でのクリックの2回だ。
ドローボールやフェードボールなどのコントロールショットも自由自在
ショットの開始時に、ショットボタンのクリック位置を調節することで、ドロー/フェード/トップスピン/バックスピンなどの「コントロールショット」を打ち分けることもできる。ショットボタンにマウスポインタを重ねれば、画面に「弾道ライン」が表示される。クラブの変更は、画面右下の「クラブ変更ボタン」をクリックし、メニューが表示されている状態でマウスホイールを回転させて行う。
ショットの打ち出し方向は、画面を左右にドラッグして変更できる。ボールの飛ぶ方向などは、弾道ラインと「着地点カーソル」で確認することが可能。これらを参考に打ち出し方向を決めればよい。途中に木などの障害物がある場合は、弾道ラインが赤く表示される。
カメラの視点を変更することも可能。標準状態の「ショット地点カメラ」のほか、「バードカメラ」「グリーンカメラ」「落下地点カメラ」「フリーカメラ」に切り替えることができる。画面左下部にある「起伏表示ボタン」をクリックすることで、「グリッドライン」と矢印状の「傾斜マーカー」でグリーンやコースのアンジュレーションを確認することもできる。ゲームメニューから「スカイウォーク」または「グラウンドウォーク」を選ぶことで、ティーグラウンドからグリーンまでのホールの様子を確認することも可能だ。
パッティングは、画面に表示される「パッティングライン」と傾斜マーカーなどを参考に、画面をドラッグして打ち出し方向を調節し、あとは2クリックで力加減を調節する。ショットゲージの「距離切替ボタン」でゲージのメモリを4段階で切り替えることもできる。