Windowsのファイル復元ソフトとして高い評価をいただいている「PowerX Handy Recovery」が今回のバージョン「4」から新たにMacのパーティションからの復元に対応しました。格段に使いやすくなった新機能について、簡単にご紹介してゆきましょう。HFSファイルシステムをサポート(Macのパーティションにも対応!)
MacのパーティションであるHFS/HFS+ファイルシステムを新たにサポートしました。Intel Mac、PowerMacで作成されたHFS/HFS+等のパーティションについても検出し、復元することができます(GUID、Appleパーティションマップ、MBRいずれも対応)。Mac上で誤ってファイルを削除してしまっても安心です。
プレビューウィンドウで削除ファイルのコンテンツを表示
分析で検出されたファイルの内容を、プレビュー画面で確認できるようになりました。Macのパーティションの分析時など、ファイル名を見ただけでは判別できないファイルでも、復元前に内容を確認して目的のファイルを確認することができます。
画像ファイル(JPEG/TIFF/PNG/BMPなど)については画像イメージのプレビュー表示、そのほかのファイルについてはテキスト形式でプレビューウィンドウに表示することができます。
Microsoft Office文書(Word/Excel/PowerPointなど)については、あらかじめMicrosoft Officeアプリケーション(Office 2000以降)がインストールされているWindows上での表示のみ、Officeの形式で表示することができます。ただし、Microsoft Office Viewerについては、インストールされていてもOfficeの形式で表示されませんので、ご注意ください。
製品CDから起動しての復元処理をサポート
製品CDのみで「PowerX Handy Recovery」を起動することができるようになりました。Mac OSの環境でWindowsの「PowerX Handy Recovery」がインストールできない場合でも、製品CDのみでファイルの復元が行えます。CD起動ができる環境でしたら、OSの内容、OSの有無に関係なく、どんな環境でも起動できます。
こちらのCDはWindows PE 2.0ベースで作成されていますので、Windows上と同様にストレスなく操作ができます。Windows PE 2.0に標準で用意されているドライバでデバイスを認識することができますが、拡張ボード、RAID等、Windows PE 2.0の標準では未対応のデバイスも存在します。未対応のデバイスについては、起動時に表示されるダイアログからドライバを読み込むことで、デバイスを認識させることできます。
「ごみ箱を空にする」で削除されたファイルを復元
今回のバージョンから「ごみ箱を空にする」で削除された消失ファイルについても高確率で検出し、復元することができるようになりました。フォルダの階層構造や消失後の時間の経過によって、復元できる確率は異なりますが、弊社のテスト環境では、Program Filesなどの複雑な階層構造でも、90%〜100%消失ファイルを復元できることを確認しています。
拡張分析の処理時間短縮
今回のバージョンから分析対象を「全領域」か「空き領域のみ」かを設定で変更することができるようになりました。空き領域のみを設定することで、短時間で効率よく消失データの抽出することができます。
Ver.3.0の充実した標準機能に加えて、さらに「Mac対応」「CDのみで起動可能」「復元性能向上」といった盛りだくさんの新機能が備わった「PowerX Handy Recovery 4」を、自信持ってお勧めいたします。
((株)ネットジャパン)