複数のユーザでデータを共有し、グループウェアのように使うこともできるToDo管理ソフト。「TODOチェッカー」は、スケジュール管理やメモ、ToDoリストなどの機能を備えた情報管理ソフト。タスクの種類ごとに予定を登録して管理できる。定期的に発生するタスクも日次/週次/月次に分けて管理することが可能。バルーンヘルプを利用したチャット機能やスケジュール通知機能も搭載する。
「TODOチェッカー」で登録・管理できるのは「タスク種別」と呼ばれる「予定帳」「メモ帳」「TODO」「日次」「週次」「月次」の各項目。このうち基本となるのが「予定帳」「メモ帳」「TODO」の三つ。「予定帳」は、一般的なスケジュール管理機能。登録したアイテムは日付ごとに管理される。「TODO」は、特に日付に縛られない処理案件を登録しておくもの。カレンダーで選択した日付に関係なく表示される。
予定やTODOに登録したタスクには、重要度に応じてマークを付けたり、期限を設定したりすることが可能。処理が終わったものは、「実施」チェックボックスにマークすれば終了扱いになる。期限を過ぎても実施にマークされないタスクは、「期限」フィールドの色が変わって通知してくれる。そのほかにも、
- 今日の予定に登録されている/期限が近づいているタスク数を通知する機能
- ウィンドウが最小化されているときでもタスクを確認できる付箋機能
- 電子メールや付箋で予定や期限切れを通知する機能
などがある。「日次」「週次」「月次」は、毎日/週1回/月1回といった定期的に発生する処理を管理するもの。一般的なスケジューラで「繰り返し発生するイベント」として管理されているものを、画面上独立して登録・管理するようにしたものと考えるとわかりやすい。タスクを登録すると、選択している日付に関係なくすべてのタスクが共通して表示されるが、「実施」マークは、日次であれば1日ごとに、週次であれば1週間単位で記録される。
どのタスク種別でも、アイテムはリストで表示され、順序の入れ替えや区切りの挿入、印刷などを行える。「実施」にマーク済みのものを含めてすべてを表示したり、期限順に並べ替えたりといったこともできる。「予定表」以外のタスク種別では、アイテムはカテゴリー別に管理される。カテゴリーはツリービューで選択できる。
大きな特徴が、複数ユーザでグループウェアのようにも使えること。チーム用データファイルを作成することで、複数ユーザ間でデータを共有できる。チャット機能も用意されている。複数のユーザや特定のユーザとチャットしたり、バルーンヘルプの形でメッセージを送ったりすることができる。
タスクトレイアイコンをマウスのホイールでクリックすると、クリック回数に応じて当日の予定や未処理アイテムの数などがポップ表示される。