本物の人間を相手にしているようなリアルな感覚で対局を楽しめる本格麻雀ゲーム。打牌のリズムがよく、気持ちよくプレイできる。対局中にカメラアングルを変えることも可能。「3D麻雀『名手』」は、実際に人間を相手にしているような感覚で、自然な打ち筋を味わえる麻雀ゲーム。対局相手は全部で10人。対子系を好む相手やドラ重視の相手、メンタンピンを好むタイプ、聴牌即リーチのタイプなど、打ち筋の異なるメンバーが揃う。面子は対局前にプレイヤーが選択できるほか、コンピュータによるランダム選択を選ぶこともできる。
操作はマウスで行う。ポインタで捨て牌を選び、左クリックして捨てる。プレイ画面には「チー」「ポン」「カン」「リーチ」「和了」「九種」の各ボタンが用意され、鳴きや和了が可能なときは色が明るくなって、選択できるようになる。麻雀ゲームとしてはオーソドックスな操作体系で、はじめてでもわかりやすい。
カメラアングルの変更など、3D麻雀ソフトならではの操作も用意されている。
- 【Z】キーでズームイン、【X】キーでズームアウト
- 【↑】/【↓】キーでカメラアングルを上下に移動
- 【←】/【→】キーでアングルを左右に移動
上下は90度、左右は360度グルグルと回転させることが可能で、相手の手牌を覗くこともできる。どれだけアングルを変えても、【Ctrl】キーを押せば一発で元に戻せる。相手の打ち筋を確認しながら打ちたいときは、ゲーム開始時に「オープン対局」を選択すればよい。相手の手牌を常時確認しながら対局を進められる。「オープン対局」の場合も、相手の手牌が見えるようになるだけで、振り込み時の点数などプレイの条件に違いはない。
プレイ可能な試合形式は「東風戦」と東南の「半荘戦」。設定により「喰い断」「一発」「裏ドラ」「ダブル/トリプルロン」「二翻縛り」「箱われ」「チョンボ」の有無も選択できる。赤牌は「4枚(筒2)」か「各1枚」、または「なし」から選ぶ。ゲーム中の左右の視点移動の可/不可で設定することも可能だ。
ゲームのルールは、
- 喰い平和なし
- 喰い替えなし
- 人和は満貫扱い
- 役満の複合あり
- カンドラあり
- 親のアガリ終わりあり
- 七対子は25符2飜扱い
- 平和ツモは20符2飜
など、ごく一般的なものが採用されている。コンピュータの判断は十分に速く、初期設定のままでも小気味よくプレイできる。打牌速度や牌背の色、効果音と影の描画の有無の変更は、ゲーム中の任意時点で変更することが可能だ。