闇の眷属に連れ去られた姉を救うため、敵が支配する25階建ての塔の最上階を目指すアクションゲーム。「リ・ライト -悠久のoverture-」は、魔法を使って敵を全滅させながら、塔の最上階を目指す魔法アクションゲーム。用意されたステージは25面。各ステージには、秘められた条件をクリアすることで入手できる「オーパーツ」が必ずひとつ隠されている。アイテムと「オーパーツ」を集めて自身を強化しながら、闇の眷属に支配されてしまった巫女を開放して、姉を助け出すことがゲームの目的。
主人公は、光の神具「リライト」の守護者である少女「サニア・ラ・ルゥ」。サニアの双子の姉「ルクナ・ラ・ルゥ」は、リライトと対になる闇の神具「リダーク」の守護者だ。サニアは、姉のルクナを母のように慕い、平穏な日々を暮らしていた。ところがある日、ルクナは闇の「リダーク」を狙った闇の眷属に連れ去られ、世界は闇に包まれてしまう。姉を救い世界に光を取り戻すため、サニアは光と闇を司る「神の塔」に一人で向かう。
目的地「神の塔」は闇の眷属に支配され、闇の眷属を倒さないと塔の中を進むことはできない。塔の階数は全部で25階。ひとつの階がひとつのステージとなっている。ステージ上のすべての敵を倒すことで、次の階に続く扉を開くことができる。
サニアの得意技は「魔法陣攻撃」。【Z】キーを押すことで発動する。足元から魔法陣の光が前後左右の四方向に放たれ、敵にダメージを与えることができる。効果範囲はゲーム開始時点では、サニアの1マス四方分のみ。「白の魔法陣」というアイテムを手に入れることで、範囲を1マスずつ増やすことができ、最大5マス四方の距離まで到達するようになる。ただし、サニアが敵の攻撃を受けてやられてしまうと、初期状態に戻ってしまう。魔法陣攻撃に使用回数制限はない。
【X】キーでは、サニアを中心とした円内の敵すべてにダメージを与えられる「大魔法陣攻撃」を発動することもできる。自分の周囲に敵を集め、一気に撃破できる強力な攻撃だが、使用回数に制限がある。初期状態では3回までで、「黒の魔法陣」を集めれば、最大9個まで所持数を増やすことができる。
ゲーム開始時点のサニアの残機数は2。サニアがすべてやられてしまうと直ちにゲームオーバーとなる。セーブやコンティニュー機能は用意されていない。サニアの残機数は「身代わりの人形」を手に入れることで最大9まで増やすことができる。
ステージ上には、無数の「壁」がある。壁は魔法攻撃で破壊できるが、敵の攻撃や進入を食い止める役割も果たす。例えば、壁越しに敵を攻撃して、安全に敵を倒すこともできるし、邪魔な壁を破壊して、主人公の通り道を作ることもできる。壁には、アイテムが隠されているものもある。特に「白い魔法陣」は、戦闘によるリスクを大幅に減らしてくれる。
各ステージには「オーパーツ」と呼ばれる特別なアイテムがひとつ隠されている。特定の条件をクリアすると出現する。装備すれば、サニアにさまざまな効果を与えることが可能。ただし、一度に装備できるオーパーツはひとつだけ。状況に応じて最適なものを選ぶ必要がある。
各ステージの制限時間は3分。残り時間に応じてボーナスも与えられる。効率よく敵を倒し、壁を破壊してアイテムを手に入れたい。