年賀状をはじめとした郵便物の宛名書きやはがき文面の作成を行えるソフト。名刺やタックシール、グリーティングカード、ビデオやCD/DVDのラベル、表彰状などを作成することもできる。「筆ぐるめ 年賀状限定版 2008」は、年賀状や往復はがきなどの郵便物を手軽に印刷できるソフト。住所録データベースを作成して差し込み印刷による宛名書きを行えるほか、あらかじめ用意されたレイアウトパターンや豊富なイラストを組み合わせることで、カラフルな年賀状をはじめ、寒中見舞いや喪中の挨拶などを手軽に作成することができる。年賀状や寒中見舞い用のクリップアートを多数、収録する。「筆ぐるめ Ver.15」の機能・搭載コンテンツ限定版にあたる。
起動すると、メイン画面と同時にナビ画面が表示される。ナビ画面は、「住所録を作る」「年賀状を作る」といった目的の操作を選ぶことで、対話形式で作業を進めることができるもの。目的の操作を選択すると、メイン画面左側に操作ガイドが表示されて、ガイドに従って作業を進められる上、ボタン操作もある程度自動で行ってくれる(ナビ画面を使わずに操作することも可能だが、この場合も左側にガイドが現れないだけで、実際の操作そのものは変わらない)。メイン画面は表面(宛名面)の作成、裏面(文面)の作成をタブで選ぶようになっており、それに応じてツールバーなども切り替わる。
表面(宛名面)のツールバーには、住所録ファイルの選択、宛名の入力・編集、差出人の設定などのボタンが並ぶ。ボタンは大まかな操作の順序にしたがって並べられており、ユーザは、住所録の選択→宛名の入力と左から順に作業を進めていけばよい(もちろんステップに縛られているわけではないので、不要なところは飛ばしてもかまわない)。
編集画面は左右二分割形式。左側のパネルで宛名の入力や用紙(レイアウト)の選択を行うと、右側のプレビューエリアに反映される仕組み。入力やレイアウト選択のために、いちいちダイアログボックスを開くなどの手間は不要だ。作業は、選択中の住所データを実際にプレビューで確認しながら進めることができる。
用紙選択画面では、宛名面にイラストなどの画像データを読み込んだり、「年賀」などの任意の文字をスタンプとして貼り付けたりすることができる。また、宛名面に文章を入力できる「文章差し込み」機能や、(宛名は手書きしたいので)差出人だけ印刷するためのオプションなども用意されている。
裏面(文面)側も表面と同様、ツールバーのボタンを左から順にレイアウト→背景→デジカメ→イラスト→文章差し込み→印刷と操作してゆくことで作業を進める。レイアウトは来年の干支である子年用のものと干支と関係なく使える汎用的なものがあり、それぞれが定番、目上、友達、写真付きなどのグループに分けて収録されている。喪中の欠礼や寒中見舞いなどのグループもある。一般的な官製はがきや封筒、グリーティングカード、ラベルなどは「白紙」グループにまとめられている。
背景、デジカメ、イラストの各画面では、それぞれ背景画像の指定や写真/イラストの選択などを行えるが、それだけでなくテキスト枠の移動や文字間・行間の設定、位置揃えなどを行うことも可能だ。画像を選択している場合は、お絵描き機能で絵を描き加えたり、画像補整ツールを使って、ホワイトバランス調整やガンマ補正、フィルタ処理によるエフェクト、トリミングなどの加工を行ったりもできる。
イラストや背景などにはそれぞれ固有のコンテンツ番号が割り当てられており、一覧印刷を行うとサンプルイメージとともにコンテンツ番号が印刷される。コンテンツを使用する際には、検索画面へのコンテンツ番号の入力で、すばやく呼び出すことができる。
文面の入力は「文章差し込み」画面で行うが、例文タブに切り替えることで、登録済みの例文を選んで挿入することもできる。例文は年賀状のほか、暑中見舞い・残暑見舞い、クリスマス、お祝い事、時候の挨拶、ビジネスレターなど、豊富に収録されている。
完成したレイアウトはそのまま印刷できるほか、インターネットのプリントサービスを利用することもできる。表面での印刷では、選択した相手のメールアドレスへ電子メールとして送信したり、あらかじめ指定した日付にはがきを公開する「仮想郵便局」を利用したりすることも可能だ。
外部の地図ソフトや携帯電話のメモリ編集ソフト、乗り換え案内ソフトなどとの連携も可能。相手の家の地図を確認したり、差出人住所と相手の住所との間で乗り換え経路を検索したりといったこともできる。