最大2GBのファイルを100個まで同時に編集できる“プロ向け”テキストエディタ。強力な編集機能をはじめ、ファイル比較やマクロによる機能拡張など、高度な機能が豊富に揃っている。「MIFES」は、巨大サイズのファイルも安定して扱える高性能なテキストエディタ。SDI/MDIの両モードを搭載し、自由に切り替えられる。新バージョン「8」では、新たにUnicodeに対応。Unicode(UTF-7/8/16/32)、Shift JIS、EUC、中国語(繁体字/簡体字)、韓国語、アラビア語、キリル語など、多くの言語の文字を扱えるようになった。編集可能なファイルサイズは従来の「全体で2GB」から「1ファイルあたり2GB」に、また1行の最大桁数も3,000桁から10,000桁に増加した。ファイルの「読み込み」「ジャンプ」「検索」の高速化も図られ、従来バージョンと比較して最大50倍高速になった(メガソフト調べ)。
さらに、リストウィンドウの機能強化、ファイルの相違点を色付きで表示する「ファイル比較」の追加、CSVファイルのカンマ位置桁合わせ機能の実装など、多くの改良が施されている。
編集機能も強化された。Undo/Redoの回数は実質無制限。「全角/半角の相互変換」「行頭に行番号/文字列を挿入」など、文書整形機能も豊富に揃う。箱形選択・編集も可能だ。CSVファイルの整形機能としては「桁合わせ」「行ソート」「行単一化」「列入れ替え」「列削除」などが用意されている。CSVの区切り文字を変更したり、HTMLの「table」系タグをCSVに変換したりすることも可能だ。
編集ウィンドウは、上下/左右に分割表示させることができる。二つのファイルをワンキーで同時にスクロールして閲覧できるほか、リストウィンドウに相違内容を出力したり、比較ファイル/フォルダを履歴で残したりすることも可能だ。
「バイナリ編集」モードもある。モードを「バイナリ編集」にすると16進数のダンプリストが表示され、直接編集を行うことができる。そのほかにも、
- Grep(グローバル検索)
- マクロ/キーボードマクロ(外部DLLの呼び出しも可能)
- リストウィンドウへのフォルダ表示
- ブックマークの設定
- HTML作成支援(タグ入力/構文チェック)
など、テキスト編集に関する多くの機能が搭載されている。また、顧客先などでも「MIFES」を使えるように、インストールする必要のない「USBメモリ専用MIFES」を作成することもできるようになっている。