総勢14人の中からキャラを選んで対戦する、エキサイティングな2D格闘ゲーム。対CPUの勝ち抜き戦モードや、プレイヤーも含めた7人のキャラが入り乱れて戦うモードなどが用意されている。「SLASH/」は、全部で14名+αのキャラが登場する対戦格闘ゲーム。プレイヤーが使用できるキャラは、女性13名+男性1名。オーソドックスな格闘戦中心のタイプ、飛び道具による遠距離攻撃を得意とするタイプ、パワータイプ、スピードタイプ、空中戦に特化したタイプなど、キャラの種類はバラエティに富んでいる。出せる技の種類も豊富。各キャラごとに異なる技を持つ。登場キャラ数の多さに応じた多彩な戦闘スタイルを楽しめるようになっている。
操作は、キーボードとジョイスティックに対応。操作方法は2D格闘ゲームでおなじみのもので、【←】/【→】の2回連続押しでダッシュ、相手と反対の方向を入力すると「ガード」できる。そのほか、相手に接近して反対方向+強ボタンで「投げ」、ダメージを受けているときの【↓】で受け身、ダウン中の【←】/【→】で後転と前転が行える。
使用するボタンは「弱攻撃」「中攻撃」「強攻撃」「特殊行動」「特殊キャンセル発動」の5個。「弱/中/強攻撃」は、単独で押すことで基本技を出せるほか、カーソルキーによるコマンド入力を組み合わせて特殊技を発動できる。ポーズボタンで一時停止すると、各キャラの技表を確認することが可能だ。
「特殊行動」ボタンは、キャラごとに定められた特殊行動を発動するもの(現在のバージョンでは「八柳桜」と「フィリス」しか使用できない)。「特殊キャンセル発動」ボタンは、「BREAKERゲージ」の満タン時に使用できるもので、発動すると自分の技を強制的に“止める”ことができる。隙の大きな技を出したあとの無防備な状態を解消したり、必殺技やコンボを重ねたりしたいときなどに使用する。「BREAKERゲージ」は、相手にダメージを与えたり相手の技を相殺したりすると蓄積され、キャンセルを発動すると消費される。
敵に攻撃を当てると「必殺技ゲージ」も増加する。「必殺技ゲージ」は最大5本分ストックでき、3本消費することで非常に強力な「Lv3技」を発動できる。「Lv3技」は全キャラに2種類ずつ用意されている(「小慶」と「ルゥ・マインアームズ」はLv4技も1種類ずつ持っている)。必殺技だけでなく、ゲージがストックされているときに通常技を「強攻撃」で出すと、一部の例外を除いてゲージ技に変化する。ゲージを消費する技が発動される際には、カットインと派手な演出が表示される。
用意されたゲームモードは、対CPU戦の「NORMAL MODE」と、人間同士で対戦できる「VS MODE」の2種類。「NORMAL MODE」はさらに、CPUと1対1で戦う「ノーマルモード」と、大勢のキャラが入り乱れて戦う「乱戦モード」の二つに分かれる。
「VS MODE」では14人のキャラを自由に選択できる。もちろん同キャラ対戦も可能。対戦の舞台は、オプションのゲーム設定にある「背景」から指定できる。背景で「学校(夕(トレーニングステージ))」を選んだ場合は練習用のステージとなり、各ゲージが満タンの状態からはじまる。
CPU相手に勝ち抜く「ノーマルモード」では、勝ち進むにつれてCPU側のレベルがどんどん上がり、特殊なキャラも登場するようになる。「乱戦モード」は、いわゆるバトルロイヤル形式。プレイヤーのほかに6人のCPUキャラが登場し、互いに入り乱れて戦う。プレイヤーキャラの体力ゲージが0になるか、CPUキャラをすべてが倒すとラウンドが終了する。プレイヤーキャラが生き残った場合は、次のラウンドに進める。爆弾や回復アイテムなども出現する、めまぐるしいモードだ。