「100本の剣を集めると願いごとが叶う」という伝説の洞窟に挑む、ダンジョンクリア型のファンタジーRPG。「SwordSeeker」は、魔法が存在するファンタジー世界を舞台にしたRPG。ゲームの舞台となるのは辺境の平和な村「オンリ」。オンリの村には、モンスターが棲む洞窟があり、洞窟には願いごとを叶えてくれる女神が存在するという伝承がある。願い事を叶えてもらうための条件は「100本の剣を集めて洞窟の最奥部にたどり着くこと」。伝承の噂を聞きつけて、さまざまな冒険者や冒険者相手の商売人などが、オンリの村に集まってくる。
プレイヤーの分身にあたる主人公も、この伝承に惹きつけられてオンリ村を訪れた冒険者のひとり。冒険の目的はもちろん、ダンジョンやライバルたちの障害を乗り越えて、100本の剣を集めることだ。
ゲームの流れはシンプルで、基本的に村とダンジョンを往復することになる。村では「宿屋」で回復とセーブを行い、「商店」などで薬草をはじめとするアイテムを購入する。準備が整ったら村のはずれにあるダンジョンに突入する。
ダンジョンは地下50階の迷路状で、10階ごとに剣が複数隠されたフロアが出現する。ただし、複数の剣が登場するフロアは強力なボスとの戦いも待っているので要注意だ。一部のフロアには、仕掛けを解除しないと通れない道などもある。さらに、ダンジョンには見えない罠も用意されている。罠の種類は複数あり、踏むと一定の体力が減ってしまう「地雷」、一時的にメニュー画面が開けなくなる「催涙」、体力を必ず1まで削る恐怖の「大型地雷」など、さまざま。一度踏んだ罠はマップ上で見えるようになるが、間違えてもう一度踏むと再発動してしまう。
村に戻るには、入り口まで歩くほか、「テレポーションアイテム」を使うという方法もある。フロアを五つクリアするたびに、洞窟の入り口から該当フロアにワープできるショートカット用の魔方陣が現れる。深い階層からアイテムを補充しに村に戻ったとしても、いちいち1階から進み直す必要はない。
戦闘はランダムエンカウント方式で、ダンジョンを移動している最中に敵と遭遇する。戦闘システムはターン制を採用したオーソドックスなもの。敵への攻撃方法には、基本となる「攻撃」のほか、攻撃力は少ないものの命中率が高い「牽制」、命中率は低いものの攻撃力が高い「突撃」の3種類がある。
攻撃系のコマンドを選択すると、敵を攻撃する部位を選択できる。ほとんどの敵は特定の部位に弱点を持っており、弱点以外の部位を攻撃しても大きなダメージは与えられない。その上、弱点を攻撃する場合は命中率も高まる。逆に、敵の防御部位を攻撃する場合は命中率が低いため、攻撃が当たらず「ミス」を多発する可能性もある。まず命中率の高い「牽制」で相手の弱点を探り、弱点がわかったら一気に「突撃」を行うと、効率的に敵を倒せる。
敵の一部には「魔法」を使うモンスターも存在する。魔法攻撃は、プレイヤーの行動次第で回避可能なのが特徴だ。敵が魔法を発動すると、戦闘画面下部の主人公のグラフィック横に、左右の矢印アイコンが表示される。アイコンが表示されている間は、【←】/【→】と【Z】(決定)キーで、主人公を左右あるいは中央に移動させることが可能。敵の魔法攻撃位置と異なる場所に移動した場合は、魔法を避けることができる。
敵を倒すと経験値やお金を入手できる。お金を払えば、街の鍛冶師に剣を鍛えてもらうことで、攻撃力をアップさせることが可能。敵が強くなってどうしても倒せない場合は、剣のパワーアップも試してみよう。