短めのタイトルバーのような本体に、日付と時刻を一行で表示するコンパクトな時計ソフト。「時宗」は、デスクトップに置いても邪魔にならない時計ソフト。コンパクトな本体に年月日、曜日、時分秒を表示する。時計機能のほか、カレンダー、タイマ、ストップウォッチなどの機能も搭載。タスクトレイに格納し、一時的に非表示にしておくこともできる。
使い方は簡単。起動すると、細長い時計本体が表示される。カレンダーなどの機能は、コンテキスト(右クリック)メニューまたはショートカットキーから呼び出す。【Ctrl】+【1】でカレンダーが、【Ctrl】+【2】で計測モード(タイマ/ストップウォッチ)の画面が表示される。【Ctrl】+【C】キーで、時計に表示されている現在の時刻をクリップボードにコピーすることも可能だ。
カレンダーは、シンプルな月間表示形式。「前の月へ移動」「今月へ移動」「次の月へ移動」の操作は、メニューやキーボードからすばやく行える。祝祭日にマウスポインタを当てると、何の休日かをチップヘルプで表示してくれる機能もある。オプション設定により、週の表示を月曜からはじめることもできる。
計測モードでは、タイマとストップウォッチを同時に操作できる。画面には二つのタイマが表示され、いずれもタイマとストップウォッチを自由に切り替えられる。タイマは、設定時間を経過するとポップアップウィンドウとアラームで通知してくれる。ストップウォッチは、スタート/ストップのほか、複数回のラップタイムを計測できる。計測結果は、HTML/CSV形式のファイルとして保存することが可能だ。