Web上で公開されている全国紙の新聞記事を取得・分類してデータベース化するソフト。RSSリーダのような感覚で使うこともできる。「新聞つんどく」は、刻々と追加される最新の新聞記事をWeb上から取得できるニュースリーダ。読売、朝日、毎日、日経、産経の5紙の新聞記事をWebサイトから取得し、「読売新聞(社会)」「読売新聞(スポーツ)」……というように分類して保存する。「つんどく」=「積読」の言葉通り、新聞の記事データを好きなときに参照できる状態に“積んで”おくことができる。
メイン画面は「記事リスト」「記事表示」「検索結果表示」の3ペイン構成。Web上から取得した記事の見出しが「記事リスト」に表示され、見出しを選択することで、「記事表示」に内容が表示される仕組み。元の記事ページにジャンプできるリンクも設けられ、新聞社のWebサイトにジャンプして記事を閲覧できるようになっている。記事本文の冒頭だけを表示させることも、全部を表示させることも可能。ワンタッチで切り替えられる。
見出しは新聞別にジャンル分けされ、保存される。ジャンルは「社会」「スポーツ」「文化・芸能」「経済」「政治」「国際」「サイエンス」「おくやみ」の8種類。そのほか、ユーザが保存したい記事を自由にスクラップできる「スクラップブック」がひとつ用意されている。
元記事へのリンクのほか、当該記事と関連性の高い別記事へのリンクを表示させることも可能。関連記事は、「新聞つんどく」自身が見出しや本文などをもとに判定し、関連度の高いものから順に表示される。表示する関連記事の最大本数は設定で変更できる。
記事の検索機能も備えている。入力したキーワードが含まれる記事を「検索結果表示」ペインに表示する。検索対象は、全記事のほか、「新聞社」や「分類」を指定することも可能だ。
記事のダウンロードは、「新聞つんどく」起動時に実行できるほか、一定時間ごとや一定時刻での取得も可能。もちろん任意時点にユーザが実行することも可能だ。
そのほか、記事リストの表示順変更、表示する記事数の制限などを設定できる。