「ウィンドウ矯正機」は、指定アプリケーションのウィンドウを“矯正”してくれるユーティリティ。矯正できるのは、

• 位置：設定した位置にウィンドウを表示
• サイズ：設定したサイズに変更

位置はウィンドウ左上のX（横）/Y（縦）座標を、サイズではX/Y方向のサイズをピクセル単位で指定する。いずれもXのみ、Yのみを指定して矯正させることも可能。矯正は、タスクトレイメニューまたはショートカットキーから実行できる。ショートカットは、任意のキーと修飾キー（【Ctrl】/【Shift】/【Alt】）とを組み合わせて設定できるようになっている。

「ウィンドウ矯正機」を利用すれば、ウィンドウの表示位置とサイズに対するこだわりを満たすことができる。一度データを登録しておけば、コマンド一発で、ウィンドウを指定サイズ、指定位置に“矯正”してくれる。ショートカットキーですばやく“矯正”できるのも魅力。他のアプリケーションではあまり使用されないと思われるキーの組み合わせを指定できるので、誤って矯正することも防げる。

Windowsはその名が示す通り、いくつものウィンドウを自由に表示させ、切り替えながら利用できるのがセールスポイントのひとつ。「ウィンドウ矯正機」は、そのメリットを補強するユーティリティといえる。ウィンドウの表示位置や大きさにこだわるユーザにお勧めだ。

「じゃぁ作っちゃえばいいじゃん」

開発中に苦労した点
このソフトでは新しくウィンドウが作られたときにリサイズを実行するのですが、ウィンドウが完全にできあがる前（作りかけのとき）にリサイズをしてしまうと、ソフトによっては中身の配置などが変になってしまうことがあるんですね。それに対処するのにほとんどの時間を費やした気がします＾＾；。

ユーザにお勧めする使い方
これは私が使っているものですが、

• マイコンピュータとかマイドキュメントとかのエクスプローラウィンドウを開いたときに、自動的にリサイズ
• メッセンジャーなどのソフトの、新しいチャットウィンドウが開いたときに自動的にウィンドウを移動
• ウィンドウモードでのゲームなどを自動的に特定の場所に移動
• サイズを間違って変更するのを防ぐために、LOCKにチェックを入れてリサイズできないようにする

今後のバージョンアップ予定
まだまだ思いつきで実装したものが多いので、効率的な実装方法の再検討を行っていこうと思っています。また、「ウィンドウを矯正」というコンセプトをもとに、ウィンドウを扱う上であると便利な機能を実装していきたいと思っています。