「WinDVD 8 Gold」は、DVDレコーダで録画されたDVD、市販のDVD、動画ファイルなどを再生できるDVDプレイヤー。上位版「WinDVD 8 Platinum」から主要機能を厳選し、リーズナブルな価格設定がなされている。最大の特徴は、Windows Vistaにいち早く対応したこと。Windows Vistaへのアップグレードを考えているユーザも安心して利用できる。さらに、CPRMで著作権保護されたデータを再生できるほか、DVD+VR/DVD-VRメディアにも対応。MPEG-1/2/4はもちろん、WMV/DivX/QuickTime形式などの動画再生も行える。

動画再生には「ビデオフィルタ」「タイムストレッチ」「スマートストレッチ」といった機能が用意されている。「ビデオフィルタ」は、リアルタイムで画質を調整する機能。シャープネスの調整や、古い映画風のイメージを作り出す「ビンテージ」などの画像調整を行える。「タイムストレッチ」は、動画を早送りしながらでも音声を違和感なく再生する機能。「スマートストレッチ」では、16:9のワイド画面と4:3の通常画面を相互変換できる。ワイド液晶画面でも違和感のないワイド再生を実現する。

「Intel ClearVideo（Intel 965Gチップセット搭載機種）」「NVIDIA PureVideo（NVIDIA製グラフィックボード搭載機種）」といったハードウェア動画再生支援機能も利用できる。家庭向けパソコンでもスムーズな高画質動画再生を楽しめる。

音声再生では「Dolby Virtual Speaker」を搭載。2チャンネルスピーカーでもサラウンド効果を体験できる。ヘッドホンで聞いても違和感のないサラウンドを楽しめる「Dolby Headphone」も搭載する。

ネットワーク機能では、ユニバーサルプラグアンドプレイ（UPnP）クライアントに対応する。「WinDVD 8 Gold」がインストールされたパソコンと、UPnP動画サーバが同じネットワーク環境にあれば、自動的にサーバと接続し、サーバ上の動画コンテンツを「WinDVD 8 Gold」で再生できる。

もちろん、これから新規にパソコンを購入する場合はよいだろう。最近のパソコンにはほとんどの場合、DVDドライブが搭載されているし、再生ソフトも添付されている。しかし、自作パソコンやこれまでのWindows XPをアップグレードする場合などには、DVD再生ソフトからして、自分で動作するかどうかを確認しなければならないのだ。

そんななか「WinDVD 8 Gold」は、他のDVD再生ソフトに先駆けてWindows Vistaでの動作を保証した。筆者も、すでに公開されている製品版Windows Vista（VL版）にインストールしてみたが、DVD再生はまったく問題なく動作している。つまり、ユーザが苦労して動作確認しなくても、「WinDVD 8 Gold」を使用していればWindows XPからWindows Vistaへと（少なくともDVD再生ソフトだけは）スムーズに移行できる。今後、Windows Vistaへの移行を考えている人にとって、大きなメリットといえるのではないだろうか。

1. 入手したどんなビデオファイルもダブルクリックするだけで見ることができるプレイヤー
2. しかもDVDやビデオファイルが途中でコマ落ちしたり停止したりすることなく、スムーズに鑑賞できること

開発に苦労した点
Windows Vistaがまだ開発途中であったため、対応はとても難しいものでしたが、現在のところ、RC1での動作を確認しています。

ユーザにお勧めする使い方
「InterVideo WinDVD」は1億7,500万本を出荷するNo.1ビデオ/DVDプレイヤーです。ユーザはHDビデオやオーディオをクリアでスムーズに楽しむことができます。2本のスピーカーでもサラウンドを楽しめるバーチャルスピーカーや、インテルCentorinoモバイルテクノロジに対応しノートPCやデスクトップPCでも最高のデジタルエンターテイメントを体験することができます。

今後の予定
HD DVDやBlu-rayの普及にともない、次世代DVDはすぐに身近なものになると思います。Windows Vistaとともに、みなさまにはすばらしい映像体験を提供できるよう、開発を続けていきます。