「はがき作家 4 Professional」は、シンプルなインタフェースとわかりやすい操作が特徴のはがき作成ソフト。年賀はがきをはじめ、「（通常の）官製はがき」「絵はがき」「往復はがき」「定型封筒」に対応している。新バージョン「4」では、インターネットを通じて年賀状などの印刷注文ができる「印刷サービス」機能に対応したほか、裏面作成機能が強化された。

「はがき作家」は、二つのソフトで構成されている。

• はがき作家 あてな：住所録管理と宛名面作成・印刷を行う
• はがき作家 うら：裏面の作成・印刷を行う

「はがき作家 あてな」では、宛先の住所録を管理できる。「氏名」のほか、連絡先として「自宅住所」「勤務先住所」「電話番号」「メールアドレス」、家族の名前（宛名の連名で使用できる）などを登録することが可能。「年賀状」「暑中見舞い」の送受信履歴をコメント付きで記録しておくこともできる。複数の宛先をグループ化することも可能だ。

住所録の表示形式は、カード形式とリスト形式に切り替えられる。リスト表示では「住所」「氏名」「グループ」での並び替えや、条件を指定しての絞り込みを行える。

郵便番号と住所は、相互に逆引きを行うことが可能。郵便番号を入力すると、ボタンを押さなくても自動的に正しい住所が入力される。入力した宛先は、リアルタイムでビューアに反映される。宛名や差出人の印字位置は、マウスで簡単に調整できる。

住所録データは、CSV形式でインポート/エクスポートすることが可能。他のアプリケーションとのデータ共有も簡単だ。

「はがき作家 うら」は、裏面（文面）を編集するためのソフト。デジカメ写真などの画像や文字を、自由に配置してデザインできる。画像加工機能もあり、「フレームを追加する」「周囲をぼかす」「角丸や楕円に切り抜く」「透明色を指定する」といった処理を行える。「傾き補正」「トリミング」「明るさ・コントラストの調整」などの簡易レタッチ機能も備える。BMP/GIF/JPEG/PNG形式の画像を利用できる。

一方で、インタフェースや操作体系を極力単純なものにするというやり方もある。最初はちょっと頭を使ったり、マニュアルを読む必要があるかもしれない（といっても大した手間ではないが）が、一度使えるようになればあとはサクサク扱えるものだ。

「はがき作家」は、どちらかといえば後者に属するソフトといえる。使うかどうかわからない機能でデコレートされたソフトと比べれば、素っ気ないくらいのシンプルさだが、これが非常に使いやすい。イラストなどの素材も含まれない（別途テンプレートをダウンロードすることはできる）が、素材の入手経路はいくらでもある。ソフトに素材が付属している必要も、実はないのだ。

見た目の派手さはないものの、極めて実用的で、親切なソフトである。

■誰でも簡単に年賀状を作成できる！
「はがき作家」は、

• 住所録管理・宛名印刷ソフトの「はがき作家 あてな」
• 裏面作成・印刷ソフトの「はがき作家 うら」

そのため、マニュアルを見ないでも簡単に印刷することができ、メニューを探し回らなくても自分が使いたい機能をすぐ探すことができます。年末の時間のないときでも、短時間にサッと年賀状を作成できてしまうのが「はがき作家」の魅力のひとつです。

■誰でもきれいな年賀状を作成できる！
新バージョン「4」では、裏面機能を大幅に機能アップしました。今までのシンプルな操作性はそのままに、よく使う機能を追加しています。

例えば「画像や文章に枠を付ける」「画像の端をぼかす」「背景を透過する」「影付き・フチ取り文字」など、便利な編集機能を搭載しています。また、デジカメ写真のトリミングや、傾き補正機能もあるので、高価な画像編集ソフトがなくても「はがき作家」だけで、思い通りのデザインを作成できるようになっています。

■面倒な印刷作業は「印刷サービス」におまかせ！
年賀状作成で最も面倒なのが印刷作業ではないでしょうか。

• いざ印刷しようとしたら、インク詰まりやインク切れ……
• 何回も印刷に失敗して、年賀状をムダにしてしまった

「はがき作家」から注文すると、通常3営業日で宛名面/裏面の両面印刷された年賀状が届きます。あとは、自筆で一言付け加えて投函するだけ。もちろん、そのままポストに直接投函してもらうこともできます。

このように「はがき作家」は、みなさんの年賀状作成をいろいろな面からサポートしています。ぜひ一度「はがき作家」で年賀状を作ってみてください。簡単でストレスのない操作感にきっと喜んでもらえると思います。