「RSSBalloon」は、簡単な設定で使えるシンプルなRSSリーダ。タスクトレイに常駐し、記事タイトルをバルーンで表示する。記事を読みたい場合は、バルーンのクリックでブラウザが起動し、オリジナルのページにジャンプする。

使い方は簡単。読みたいRSSサイトやblogを登録するだけでよい。自動的に「RSSBalloon」がフィードを取得し、表示してくれる。RSSサイトは、（作者のサイトを含め）あらかじめ19サイトが登録済み。もちろんユーザが追加登録や編集を行うことも可能。追加は、チャンネル名、URL、更新間隔を設定することで行える。更新間隔はフィードごとに設定することが可能。1分単位で細かく設定できる。

「RSSBalloon」は、Webサイトなどの更新をチェックできるRSSリーダだ。RSSというのはサイトの更新を知らせるための仕組み。見出しが自動配信されるので、いちいちWebブラウザで確認するよりも手軽に最新の情報を知ることができる。今では対応サイトも多く、RSSサイトのまとめページも増えているので、リーダを導入するだけで更新チェックが手軽にはじめられる。

設定項目は多くなく、簡単に扱える。タスクトレイに常駐するタイプなので、いつでもチェックができて作業の邪魔にならない。定期チェックをしておけば、他のことをしながらニュースや読み物の更新を教えてもらえる。

RSSリーダには多機能なものや楽しい表示のものなど、さまざまなものがあるが、「RSSBalloon」はシンプルな操作感で使いやすく、はじめての人でも手軽に使いはじめられる。

開発に苦労した点
当初はバルーン表示ではなくリストボックスに1行ずつ表示させる形で作り、のちにデスクトップの一部として埋め込む形に変えようと、そのやり方をしばらく模索していました。しかし、ここで「バルーン表示の方が実装が容易で、しかも操作の邪魔にならないのではないか」と思い、現在の形にいたりました。

ユーザにお勧めする使い方
「RSSBalloon」の“流し見スタイル”は「常に最新の情報を邪魔にならないところに表示させておきたい」と思っている方を少し幸せにしてあげられるかもしれません。また、巷のRSSリーダのように自分で見たい記事を探すのではなく、作業の合間にふと気になる記事が目に入ったときにすぐその情報を手に入れることができるので、時間を少し節約できるかもしれません。

今後のバージョンアップ予定
機能の実装を優先していたために細部までの作り込みやバグ取りが不完全なので、とりあえずこれらを解消をしていきたいと思っています。また、最終目標としてRSSを提供していないサイトに対しても、トピックを抽出して表示できるようにしていきたいと考えています。