高速&簡単操作のデータ移行+バックアップソフト。パソコン買い替え時のデータ移行をスムーズに行うことが可能で、160種類以上のアプリケーションの移行に対応する。「CAデスクトップDNAマイグレーター2007」は、インストールされたアプリケーションを、他のWindows環境へそのまま移せる環境移行ソフト。セットアップしたアプリケーションのフォルダ、実行ファイル、ユーザ作成データなどを、簡単な操作で移行できる。ユーザがシステムに対して行った変更や、ソフトの設定なども保存・移行することが可能だ。
ソフトの設定情報は、独自の設定ファイルに保存されるもの、iniファイルに保存されるもの、レジストリに保存されるものなどさまざま。「CAデスクトップDNAマイグレーター2007」では、どのように設定データが保持されているかを見極め、高い確率でバックアップを行える。設定の記録方法が特殊なアプリケーションであっても、ほとんどのケースで環境を移行することが可能。対応するアプリケーションは、マイクロソフト製やアドビシステムズ製など、160種類以上。
環境移行時には「システム設定」「アプリケーション設定」「ファイルとフォルダ」「ファイルルール」を、個別に移行対象とするかどうかを設定できる(カスタムデータ移行時)。例えば、「アプリケーション設定は移行するが、ファイル/フォルダは移行しない」といったことも可能。複数のアプリケーションがセットアップされている場合、移行するものと移行しないものを分けることもできる。もちろん、すべての設定やファイルを移行することも可能で、移行元と移行先のWindows環境はほぼ同じものとなる。
選択できるデータ移行方法は「直接データ移行」「バックアップ後データ移行」の2種類。「直接データ移行」では、移行元と移行先のパソコンをクロスケーブルで直結し、データを直接移行する。「バックアップ後データ移行」では、移行データをいったんファイル保存し、USBメモリやディスクなどを経由して他のパソコンに適用する。
「バックアップ後データ移行」の場合は、移行先パソコンに「CAデスクトップDNAマイグレーター2007」をセットアップする必要はない(移行元にはインストールする必要がある)。移行先でCD-ROMから起動し、移行データを展開・適用できる。
「バックアップ後データ移行」では、移行データを「自己展開形式のEXEファイル」としてまとめることも可能。作成されるEXEファイルには「CAデスクトップDNAマイグレーター2007」自身のランタイムが含まれ、やはり移行先のパソコンにインストールすることなく、データの展開が行える。