ソフトを開発しようと思った動機、背景
インターネットで情報を探していて、「その情報、確か昨日見たサイトに書かかれてあったなあ。でもサイト名は忘れてしまったし、うろ覚えのキーワードでは検索エンジンで上位にヒットせず、なかなか探し出せない」という経験を誰しもしたことがあるかと思います。「そんなとき、自分が訪れたサイトだけからキーワード検索できたらきっと便利だろう」という思いから「ウノウサーチ」を開発しました。開発中に苦労した点
「ウノウサーチ」では、IEのキャッシュを利用せず、訪れたサイトを保存するところから独自に開発しました。保存するとき、単にサイトのHTMLコードを取得するだけでは駄目で、写真やJavaScript、CSSなどもコードからたどって取得する必要があります。サイトのHTML構造を分析して、サイトのコンテンツを逃さずに取得するのに苦労しました。
情報検索のツールバーなので、検索にかかる処理時間が勝負になります。コンテンツの取得方法や得られたコンテンツをどのように分割し、データベースに保存するかという部分にも工夫を重ねています。
また、IEは他のオープンソース系のブラウザと違って、APIや仕様書がほとんど公開されていません。そのため、必要な機能・処理を実装するための調査が大変でした。
ユーザにお勧めする使い方
「ウノウサーチ」は訪れたサイトすべてから検索できます。これには、ログインしないと訪れることができない、つまり検索エンジンには通常ひっかからないページも含まれているので、例えば、mixi内の友だちの日記ページなども検索することができ、これが結構便利です。
また、Google検索やAmazon検索もキーワードを入力してクリック一発でできます。Google、Amazonそれぞれのサイトを訪れてから検索するという面倒な操作が必要なくなります。
今後のバージョンアップ予定
Firefoxなど、IE以外の他のブラウザに対応させていきたいと思っています。また、日本語・英語以外の言語にユーザインタフェースを対応させていきたいとも思っております。
(ウノウ(株))