「地獄」の最奥地から脱出するため、ヒロインの「アルマダ」がさまざまな障害を乗り越えてゆくアクションRPG。「ジャストディアボロス」は、「悪魔」や「悪魔殺し(スレイヤー)」が存在する世界を舞台にしたアクションRPG。悪魔の頂点に立つ「悪魔王」が、とある悪魔殺しに敗れた戦いから数千年後。悪魔王の魂を継ぐ少女「アルマダ」は、その魂が力を取り戻さないよう、地下の封印区画で生きることを余儀なくされていた。アルマダは自由を渇望し、地上への逃亡を決意。幾度の失敗を経て、なんとか最奥地からの脱出に成功するのだが……。
ゲームのルールは非常にシンプル。ダンジョン内を探索し、ひたすら出口を目指して冒険を続けてゆく。ダンジョンにはさまざまな敵が存在する。冒険中には、宝箱を開けたり敵を倒したりすることで、カードを得られる場合がある。カードは戦闘中に使うことができ、さまざまな効果を発揮する。
戦闘では、まず“カード選択画面”が表示される。カードは、手持ちの中から一定枚数を使用できる。カードにはさまざまな効果があり、1ターンに限りその効果を発揮する。例えば、「竜神」カードは攻撃力が大きくアップし、「天かける翼」カードは敵の攻撃を必ず回避できる、といった具合。所有しているカードの効果は、メニュー画面で確認できる。
一度に選択できるカードは、最初は2枚まで。ゲームの途中でスキルを手に入れることで、最大4枚まで選べるようになる。なお、同じ属性のカードを重ねて使っても、効果は相乗されない。例えば、「攻撃力アップ大」と「攻撃力アップ小」を同時にセットしても、平均化されて「攻撃力アップ中」と同じ効果にしかならない。
各カードには「行動回数」が設定されている。アルマダには「行動可能回数」が設定され、0の場合はプレイヤー側の攻撃ターンになっても攻撃できない。逆に2以上あれば、行動可能回数が許す限り、何度でも連続攻撃を行える。カード選択画面で「行動回数」の多いカードを選択すると、それだけ次のターンでの行動回数が多くなるので有利に戦うことができる。
ただし、最初から所持している「悪魔の王」以外のカードは、基本的に一度使うと破棄されてしまう。カードは次々と手に入るものではないため、強いカードは重要な場面まで温存したい。
カード選択後は【Shift】キーで戦闘画面に移行する。敵を攻撃する場合は、あらかじめ【Z】キーで敵に近寄る必要がある。さらに【Z】キーを押すと武器攻撃、【X】キーで格闘攻撃を「行動可能回数」分だけ行える。このとき、武器や格闘の攻撃技を覚えていれば、覚えている技の数だけコンボをつなげることが可能だ。
敵に勝利すると経験値を入手でき、一定の経験値を得るとレベルが上がる。レベルアップするとステータスが強化されるのはもちろん、まれに「武器」や「格闘」のレベルをアップできることもある。武器や格闘のレベルを強化すると、コンボをつなげるための「モーション」を新たに覚えられたり、各種必殺技を習得できたりする。
戦闘で必殺技を発動するには、戦闘画面の右に表示される「必殺技レベル」が最低1以上必要。必殺技レベルは、ターンが経過することで徐々にたまる。コンボをつないで一度にHITさせた回数が多いほど、ゲージがたまりやすくなる。
敵の攻撃ターン中は、画面に「AG」と呼ばれるゲージが表示される。自分の周りにバリアを張るためのゲージで、バリアを張っている間はゲージがどんどん減っていく。このため、敵が攻撃をする瞬間を見極めて、効率的にバリアを張るのがポイント。攻撃などの場合はじっくり考えながらプレイすることができるが、防御は敵の動きに合わせて実行する必要があり、キーアクションが重要となる。
敵が強い場合はAGを激しく消費するため、AGが足りなくなる場合もある。そのときは敵の攻撃中に【Shift】キーを押すことで、AGをためることもできる。ただし、AG蓄積を1回行うたびに行動可能回数が1減少する。