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ターミネータ2006 データ完全抹消

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ターミネータ2006 データ完全抹消
USBフロッピードライブからの起動・抹消も可能になったデータ抹消ソフト
Windows XP/Me/2000/98/NT  製品:試用不可
ターミネータ2006 データ完全抹消
  • メインメニュー。システムドライブでもCDなどからの起動で抹消できる

  • ◎そのほかのスクリーンショット
  • セキュリティレベルの選択画面。レベルは8段階から選択できる
  • ドライブの選択画面。パーティションまたはドライブ単位での完全抹消ができる

  • ハードディスク内のデータを“完全抹消”するためのユーティリティ。OSを含むハードディスク全体を抹消することも、(起動ドライブを除く)選択パーティションを個別に抹消することも可能。

    「ターミネータ2006 データ完全抹消」は、パソコンに取り付けられたハードディスクの内容を、ただ単に削除するだけでなく、データが復元できないよう強力に抹消するソフト。抹消方法は、セキュリティレベルに応じた8段階から選択することが可能。「ターミネータ4.0 データ完全抹消」の後継にあたるソフトで、「2006」では、USBフロッピーディスクからの起動が可能になったほか、USB接続のハードディスク/キーボードにも対応した。Linux/Windows/DOSの各プラットフォームで動作するプログラムが含まれ、用途によって使い分けられる。

    データを抹消できるのは、アクセス可能な状態にあるハードディスクドライブまたはハードディスク上に存在するパーティション。一般的なIDEハードディスクやSerial ATAハードディスクのほか、USB接続されたハードディスクやIEEE 1394で接続されたハードディスクなども抹消対象にできる。1ドライブで137GBを超えるBigDrive方式のIDEハードディスクにも対応する。

    データ抹消時には、セキュリティレベルを選択して実行することが可能。単にすべてのセクタにゼロを埋める方式や乱数を書き込む方式、乱数の書き込み後にゼロを上書きする方式から、米国国防総省方式やNATO方式、Gutmann方式などまで、8段階から選べるようになっている。レベル8のGutmann方式では、同一セクタに対して最大36回の書き込みを行う。(通常は1回の書き込みで十分だが)複数回の重ね書きを行うことで、特殊な読み取り装置を使ったデータ復元にも対策できる。

    抹消スピードは高速。(ハードディスク自体の速度にも依存するが)最高で1GBあたり約40秒ほどで抹消できる。複数台のパソコンに対して同時に抹消作業を行うことも可能だ。

    作業終了後には、抹消状況レポートが表示される。抹消に要した時間、不良セクタ数やセクタの内容、ハードディスクのシリアル番号といった情報を確認できる。レポートをフロッピーディスクに保存することも可能だ。

    Windowsシステムがセットアップされていないパーティション/ドライブの抹消は、Windows上から作業を行える。Windowsがインストールされているパーティション/ドライブを抹消する場合は、フロッピードライブまたはCD-ROMでパソコンを起動して作業を行うことになる。フロッピードライブ/CD-ROM起動の場合ももちろん、8段階のセキュリティレベル選択など、Windows上から利用できる機能と同等のものを利用できる。

    USB接続されたフロッピードライブから起動することも可能。また、PS/2キーボードだけでなく、USBキーボードも認識されるため、より広い環境で利用できる。

    そのほか、データの抹消後にディスクのフォーマットを自動起動する機能もある。ドライブの内容を確認するため、セクタを指定して、内容をダンプリストとして表示させることも可能だ。

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    reviewer's EYE reviewer's EYE
    「ターミネータ2006 データ完全抹消」──非常にインパクトのある名前だが、よく考えてみると不思議な機能を持つソフトだ。というのは、普通のパソコンの常識からすれば、削除されたファイルやフォーマットされたパーティションからは二度と復活させることができない。つまり、わざわざ「完全消去」などする必要などないだろう、ということだ。

    しかし、ちょっとパソコンに詳しい人であれば、ある種のソフトを使えば削除されたファイルが簡単に復元できることは知っているだろう。さらに、パーティションをフォーマットしたり、あるいは「開放」してしまった場合でも、復元するソフトは数少ないが存在する。つまり、普通に削除しただけではもちろん、フォーマットしようとパーティションを開放しようと、わかっている人が操作をすればファイルを復元できてしまう可能性がある。削除したと思っていたデータが取り出せる──これは大きなセキュリティ問題だ。

    こうしたセキュリティ問題を解消するためのソフトが「ターミネータ2006 データ完全抹消」だ。実は、Windows 2000以降では、「ターミネータ2006 データ完全抹消」のレベル1、すなわちファイルとして使われていた部分をすべてゼロで埋めるコマンドが新たに加わっている。ただし、このコマンドはあまり知られていない上、機能も低い。

    対して「ターミネータ2006 データ完全抹消」であれば、対話式でしかも安全にデータを完全抹消できる。使わなくなったハードディスクを捨てる際、本当にそれらが誰かに読み出されてしまわないか?──そうした不安を解消するためには必須のソフトといえる。

    (天野 司)

    ソフト作者からひとこと ソフト作者からひとこと
    ソフト開発の背景
    前作の「ターミネータ4.0 データ完全抹消」でBigDriveやSerial ATAへの対応を済ませました。しかし、その後のLinux Kernelの改善を踏まえて「より一層機能を安定化し」「よりユーザにわかりやすく」「より多様な環境で使用できるよう」にと開発致しました。

    開発中に苦労した点
    ●起動用イメージのサイズをフロッピーディスクに収まるサイズにするために、いろいろとLinux Kernelのパラメタを調整したり、バージョンを変えてみたりと試行錯誤しました。
    ●複数のマシンで動作検証中に、最新チップセットのマシンでディスクが認識できないケースが見つかりましたが、最新チップセットでも問題なく動作するように調整しました。
    ●正しくディスクサイズが認識できないケースがあり、よくよく調べてみるとLinux側で正しく値が返らないケースがあるためとわかり、その回避策を練りました。
    ●従来、USBのフロッピーディスクドライブからの起動はできなかったのですが、最近はUSBのフロッピーディスクドライブも増えてきているので、今回対応するようにしました。
    ●よりユーザにわかりやすくするために、フロッピーディスクの入れ替え時のメッセージをすべて日本語化しようと考えました。1枚目のフロッピーディスクの読み込み終了時はまだ日本語が使えない状況なのですが、なんとか日本語のメッセージを表示できるようになりました。

    ユーザにお勧めする使い方
    「ターミネータ2006 データ完全抹消」には「Linuxで動くプログラム」「Windowsで動くプログラム」「DOSで動くプログラム」の三つが含まれています。また、Linuxで動くプログラムは、CDから起動できるものとフロッピーディスクから起動できるものの二つが含まれています。

    最も一般的な使い方は、CDからLinux版のプログラムを実行して、マシンに接続されているハードディスクをすべて抹消する、というものです。これは、マシンの廃棄時や、もう一度まっさらな状態からOSを入れ直す場合などに役立ちます。CDではなく、フロッピーディスクからLinux版のプログラムを実行することもできますし、フ>ロッピーディスクからDOS版のプログラムを実行することもできます。

    もうひとつは、Windowsを起動して、Windows版のプログラムをインストールして使うケースです。この場合、Windowsが実行されているパーティションやそのパーティションを含むハードディスクを除いて、そのほかのハードディスクを選択して抹消したり、ハードディスク内のそのほかのパーティションを個別に抹消したりできます。また、各種リムーバブルメディアの抹消も可能です。

    ただし、ハードディスクを抹消する場合には、ひとつ注意が必要です。パソコンによってはハードディスクの隠し領域にリカバリ用のデータが置かれている場合があります。OSを入れ直そうとCD起動やフロッピーディスクで起動して抹消を行うと、この隠し領域まで抹消してしまい、OSをリカバリできなくなる場合があります。

    (AOSテクノロジーズ(株))
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    ● ターミネータ2006 データ完全抹消
  • 作 者 : AOSテクノロジーズ(株) さん
  • 対応OS : Windows XP/Me/2000/98/NT
  • 種 別 : 製品:試用不可
  • 作者のホームページ : http://www.finaldata.jp/
  • 補 足 : 製品版はPCショップで購入後にダウンロードできる


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