内容をサムネイルの一覧表示で確認できる画像ビューア。ムービーファイルの再生にも対応する。「TrifViewer」は、フォルダ単位で画像/ムービーの閲覧・管理・検索を行えるソフト。サムネイルの表示サイズは、簡単に変えられる。画像ごとに設定できるカテゴリ/キーワード/レート(重要度)で、検索や絞り込みを行うことも可能。画像の個別表示や拡大表示にも対応する。簡易印刷やFTPなどの機能もある。
メイン画面は、サムネイル表示エリア、フォルダを選択するための「フォルダリスト」、操作のためのパネルやExif情報を表示するエリアなどからなる。フォルダリストで選択したフォルダに含まれる画像/ムービーが、サムネイル表示エリアに表示される仕組み。あらかじめ「登録リスト」に設定しておくことで、特定のフォルダにすばやくアクセスすることも可能だ。
サムネイルは、表示サイズをスライドバーで簡単に変更できる。画像枠のマウスドラッグにより、当該画像だけを一時的に拡大することも可能。ファイル名や撮影日などのほか、画像ごとの「付加情報」を表示させることもできる。
表示方式はサムネイルのほか、一覧(リスト)も選択できる。一覧表示では、ファイル名やファイルサイズ、撮影・更新日時、画素数などをリスト状態で確認できる。「サムネイル表示」「一覧表示」の切り替えはワンタッチで行うことが可能。サムネイル/一覧いずれの表示方式でも、ファイル名/サイズ/撮影日時などでファイルをソートできる。
さらに、拡大画像を単独表示する「拡大表示」、個別ウィンドウで1画像だけを表示する「個別ウィンドウ表示」というモードも用意されている。いずれのモードでも、画像の表示サイズ切り替えや回転、ムービーの再生を行える。ムービーの再生サイズは、25/50/100/200/400%から選択できる。
特徴のひとつが、画像ごとに「カテゴリ」「レート」「キーワード」「コメント」といった付加情報を設定できること。カテゴリには、被写体の種類や撮影場所などを登録できる。キーワードでは、検索用の文字列を設定する。レートは、重要度や思い入れの度合いを星の数(5段階)で表すもの。コメントには、自由文を登録しておける。
カテゴリ/レート/キーワードを利用して、サムネイル表示させる画像を絞り込むことも可能。レート/キーワードによる絞り込みは、同じフォルダ内の画像が対象となるが、カテゴリでは、異なるフォルダから同じカテゴリに属する画像を集めて、同一画面で一覧表示できる。
そのほかにも、FTPによる画像ファイルのサーバへのアップロード機能、iDiskへの画像ファイル送受信機能、iDiskにアクセスしてフォルダやファイルの作成・削除・名称変更などを行える「iDiskブラウザ」機能、画像の簡易印刷機能(単一画像、拡大表示時)などを備える。画像を別アプリケーションで開くことも可能だ。