アナログ時計やシャットダウンタイマ、ランチャなどの機能を備えたカレンダーソフト。「esCalender」は、今日の日付をタスクトレイアイコンで表示するカレンダーソフト。ウィンドウによるカレンダー表示も可能。さらに時計、タイマ、アラーム、他のプログラムを起動するランチャなど、多彩な機能が用意されている。
起動すると「13」など、当日の日付がタスクトレイに表示される。曜日および休日でアイコンの背景、文字、上下に表示される線の色を変えることが可能で、「今日が何曜日なのか」がひと目でわかる。それぞれの色は、ユーザが好みのものにカスタマイズできる。「国民の休日を休日にする」か否かを設定できるほか、特定の曜日を休日にすることも可能。アイコンにマウスを乗せると、「<平成18> 2006年4月13日(木)」などとチップ表示される。
タスクトレイメニューからは、カレンダー表示をはじめとした多彩な機能を利用できる。カレンダーはコンパクトな月間表示で、当日、前/次月、前/次年にボタンクリックで移動できる。好みでウィンドウサイズを変更することも可能だ。
時計は、オーソドックスなデザインのアナログタイプ。背景などの色をカスタマイズできるほか、好みの画像を背景に使うこともできる。長針・短針の太さを変えることも可能。カレンダー同様、ウィンドウサイズを変えることもできる。タイトルバーにも、現在時刻が表示される。
タイマ機能では、あらかじめ決めておいた3種類の設定をワンタッチで呼び出せる。例えば3分/10分/15分のように、よく使う時間を設定しておけばよい。選択すると、設定時間までのカウントダウンダイアログが表示され、時間が来ると指定回数だけWAVファイルが再生される。アラームでは、年月日と時刻を指定する。「現在+1h(時間)」は、ワンタッチで設定できるようになっている。指定日時にパソコンをシャットダウンさせる、シャットダウンタイマ機能もある。
そのほか、登録した外部プログラムをすばやく開けるランチャ機能、パソコンの内蔵時計を正確な時刻に合わせる時刻調整機能もある。ランチャ機能では、「esCalender」の起動と同時に起動させるプログラムを設定できる。時刻調整機能では、「esCalender」の起動約1分後に自動調整させたり、1時間ごとに自動調整させたりすることも可能だ。