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ファイナルハードディスク診断2006

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ファイナルハードディスク診断2006
ハードディスクの状態を監視し、寿命を予測する故障診断・管理ソフト
Windows XP/Me/2000/98  製品:試用可
ファイナルハードディスク診断2006
  • 「高度な情報」画面。ドライブの機能やファイルシステムなどの詳しい情報がわかる

  • ◎そのほかのスクリーンショット
  • 「予測診断」画面。スピンアップ時間や読み込み成功率の変化をもとに故障発生日を予測する
  • オプション設定画面。温度チェックの設定や監視するS.M.A.R.T情報の指定などができる

  • ハードディスクの情報の表示や寿命の予測を行ってくれる故障診断・管理ソフト。

    「ファイナルハードディスク診断2006」は、パソコンの内蔵ハードディスクの状態をチェックするためのソフト。ハードディスクの機種名や空き容量などの基本情報を表示するほか、ハードディスク自身が持つ自己診断機能(S.M.A.R.T.)から取得したデータを表示したり、さらにそのデータの変化から障害の発生が予測される日──すなわちそのハードディスクの寿命──を教えてくれたりする。

    通常はタスクトレイに常駐。初期設定では60分ごとにS.M.A.R.T.の情報をチェックし、大きな変化があった場合はメッセージを表示したり、レポートファイルを添付したメールを送信したりする。

    メイン画面では「全般情報」「高度な情報」「S.M.A.R.T.詳細」「予測診断」の四つの情報を確認できるようになっている。

    「全般情報」では、すべての内蔵ハードディスクの型番やインタフェース、容量/空き容量などの基本的な情報に加え、読み込みやシークの成功率、ハードディスクの温度(ハードディスクが温度センサを備えている場合のみ)などの情報、現在のおよその状態や寿命予測を確認できる。読み込みやシークの成功率、ドライブの温度はグラフで変化を確認することも可能だ。

    「高度な情報」は、シリンダ数やヘッダ数、サポートする転送モードや現在の転送モード、ハードディスクの持つ機能(電源管理やセキュリティ機能など)を表示する。割り当てられた論理ドライブのドライブ名やラベル、ファイルシステムなどもわかる。

    「S.M.A.R.T.詳細」では、自己診断機能から取得した情報をハードディスクごとに表示する。読み込み/書き込み成功率やスピンアップ時間、エラー訂正数などが数値とパーセンテージで表示される。

    「予測診断」では、ハードディスクごとにスピンアップ時間や読み込み成功率などの変化をグラフ表示し、それらが一定の水準(しきい値)を下回る日を予測する。また、ハードディスクの使用開始時日の設定を行うこともできる。

    「全般情報」「高度な情報」「S.M.A.R.T.詳細」の情報は、レポートとしてHTMLファイルで保存できるほか、ボタンクリックひとつで電子メールとして送信することもできる。

    そのほかオプションとして、S.M.A.R.T.の監視間隔や変化があった場合の通知方法の指定、ハードディスクの温度を監視する間隔や「致命的なHDD温度」の設定、監視するS.M.A.R.T情報の選択、レポートメールの送信先アドレスや「どのようなときにレポートメールを送信するか」といった指定を行える。

    対応するハードディスクは、オンボードのパラレルATAおよびシリアルATAインタフェースで接続されたもの。外部インタフェースに接続されたものやRAID構成のドライブは対象外となっている。

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    reviewer's EYE reviewer's EYE
    パソコンの中でもハードディスクは機械的動作部分が多く、損耗の激しいパーツのひとつだろう。しかもいったん故障するとOS自体が動作しなくなったり、貴重なデータを破損するなど深刻な被害をもたらす可能性が高く、単なる部品交換では済まない場合もある。そこでハードディスク自身が持つ自己診断機能を利用して、ハードディスクの「健康状態」を常にチェックしようというのが「ファイナルハードディスク診断2006」だ。

    初期設定では60分に1回ハードディスクから情報を取得し、その履歴から各部の劣化度を判定。劣化が一定の水準(しきい値)以上に進む日をそのハードディスクの寿命として予測してくれる。寿命は日付やグラフで教えてくれるし、自己診断データに大きな変化があったときは通知もしてくれるので、ハードウェアにあまり詳しくない人にもわかりやすい。また論理ドライブごとの空き容量などもわかるので、ハードディスクの追加や交換など日ごろの管理にも役立つ。

    このようなソフトは上級者向けと思われるかもしれないが、パソコンの調子を判断できる経験が乏しかったり、バックアップの重要性を意識していなかったりする初心者にとって、より重要なのではないだろうか。寿命を正確に予測するには、ハードディスクを使い始めた日を登録しなければならないので、できればパソコンを買うときにいっしょに購入しておきたい1本だ。

    (福住 護)

    ソフト作者からひとこと ソフト作者からひとこと
    ハードディスクはいつか壊れるものである
    ハードディスクはいつかは壊れるものである。バックアップは重要であると言われ続けているが、普段はなかなか取る気にならない。そして、そうこうしているうちにハードディスクが壊れ、バックアップがないことを後悔する。一体いつまでにバックアップを取らなければならないのか? そんな疑問に答えてくれるのが、この「ファイナルハードディスク診断2006」である。

    おすすめの使い方
    使いはじめる前に、まずはハードディスクの使用開始日を設定しよう。予測診断の画面を開くと、画面左の一番下に「HDD使用開始日付」という欄がある。正確な日にちがわからなくても大丈夫。使いはじめたのは暑い時期だったか、それとも雪が降っていた頃か。それらしい日にちを設定しよう。その後、全般情報の画面に戻って寿命を確認。「データ不足で予測不能」となっていたら、3、4日後にもう一度見てみよう。寿命を予測できるだけのデータが集まっている頃である。相変わらず「データ不足で予測不能」であれば、本当に状態がよく、予測ができないのかもしれない。何れにせよ、寿命が表示されればバックアップの計画が立てやすくなる。

    注意しなければならないのは、この寿命は変わっていくものだということ。ハードディスクの状態をもとに寿命を予測しているので、状態が大きく変われば寿命も大きく変わるということだ。だからといって、毎回画面を確認するのは面倒な話である。幸いなことに、「Windowsスタートアップ時に起動」して、「危険な状態になった場合、メイン画面を表示する」ようなオプション設定になっているので、画面が表示されたときに寿命を確認すれば十分であろう。

    設定の変更はオプション画面で行うが、基本的に変更するところはないであろう。お勧めは、温度のページで「温度の確認間隔」を600秒くらいにすること。温度は急激に変わるものではないので、5〜10分間隔でも十分であろう。ただし、これは同時に警告音がそれだけ鳴り続けるということである。警告音がなくてもアイコンが点滅して知らせてくれるので、「警告音を鳴らす」のチェックを外してしまっても問題はないであろう。

    パソコンに詳しくない人に「ファイナルハードディスク診断2006」を入れてあげるときは、オプション画面の「レポートメール」を利用しよう。「レポートメールの宛先」を自分にして、「非常事態発生時」のチェックを入れておけば、問題が発生したとき自分にメールが送られてくる。メールが届いたら、バックアップのための機材を持って、状況を確認しに行こう。もちろん、バックアップツールに「ファイナルBackUp9.0 PRO」を使うのは、このレビューでのお約束である。

    以上、実際の使い方を中心にまとめてみた。寿命がわかるということは、壊れる前に対策をとれるということである。ただし、あくまで予測であって、保証しているわけではないので、過信は禁物。やはり、定期的にバックアップを取ることは重要である。

    (AOSテクノロジーズ(株))
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    ● ファイナルハードディスク診断2006 Ver.1.5
  • 作 者 : AOSテクノロジーズ(株) さん
  • 対応OS : Windows XP/Me/2000/98
  • 種 別 : 製品:試用可
  • 作者のホームページ : http://www.aostech.co.jp/
  • 補 足 : 体験版の試用期間は14日間


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