主要ウイルス対策ソフトとの共存が可能なスパイウェア対策ソフト。新バージョンになり、約22万種の不正プログラムに対応した(2006年1月現在)。「SGアンチスパイ2」は、スパイウェア、ウイルス/ワーム、トロイの木馬、悪性アドウェア、ハイジャッカーなどの不正プログラムからパソコンを守ってくれるセキュリティソフト。さまざまなタイプの不正プログラムに幅広く対応する。ワンタッチでスキャンと駆除を行えるほか、パソコンを常に監視して新たな侵入を防ぐこともできる。強力なアンチウイルスエンジンを備える。
利用できる検査方法は「クイックスキャン」「詳細スキャン」の2種類。「クイックスキャン」は、ワンタッチで主要フォルダを検査するモード。「詳細スキャン」では、ユーザが任意のドライブ/フォルダを指定して検査できる。さらに、タスクトレイに常駐して不正プログラムの活動をリアルタイムで監視したり、エクスプローラで選択したファイルをコンテキスト(右クリック)メニューからスキャンしたりといったことも可能だ。
不正プログラムを検出すると、結果をリストに表示。ユーザは、発見された不正プログラムに対して隔離や削除、検出対象外の指定などを行える。処理結果は履歴画面で確認することが可能。不正プログラムを隔離したことでパソコンの動作が不安定になるようなことがあれば、「隔離履歴」リストからいつでも元の状態に復旧できる。
検査のレベルは3段階から選べる。同時に他のプログラムを使用している際、負荷をかけないようにするための速度設定や、「クイックスキャン」「詳細スキャン」のスケジュール設定なども行える。定義ファイルは、初期設定では「SGアンチスパイ2」の起動時に自動的にアップデートされるようになっているが、スケジュール指定による定期的なアップデートももちろん可能だ。
不正プログラムの隔離後、一定の日数が経過したら自動的に削除したり、Windowsやインターネットの一時ファイルを削除したりするためのオプションもある。疑わしいコードなどがある場合、メーカーに解析を依頼するためのレポート送信機能、多数のウイルスやワームを検出・駆除するアンチウイルス機能なども搭載する。