透明ウィンドウが印象的なテキストエディタ。テキスト編集部分の透明度設定も可能。「GlassiePad」は、透明な編集ウィンドウで文書作成を行えるテキストエディタ。アクティブウィンドウには、タイトルバーやスクロールバーを含む外枠が表示されるが、非アクティブ時には外枠がなくなり、カラーシートのようになる。編集ウィンドウの背景色/透明度は、アクティブ時/非アクティブ時で別々に設定することが可能。ウィンドウにはシャドーも付けられる。
非アクティブ時のウィンドウには、背景色/透明度が時間経過で刻々と変化する「効果」を付けられる。効果は、編集ウィンドウごとに設定することが可能。色はグラファイト/ストロベリー/タンジェリン/ライム/ブルーベリー/グレープから、また透明度の見え方はダルメシアン(まだら状)/フラワー(花弁状)から選べるようになっている。色または透明度のどちらかだけを適用することも可能だ。
対応するファイル形式はプレーンテキスト、リッチテキスト(RTF)/画像付きリッチテキスト(RTFD)。文書中の文字フォント/サイズ/色/スタイルは任意に指定できる。新しい文書に適用される「デフォルトフォント」を設定することも可能だ。
編集ウィンドウのサイズ指定機能もあり、ファイルが開かれる際のウィンドウサイズを指定できる。ドキュメントごとに、ウィンドウのサイズと開く位置を保持することも可能だ。
作業中以外のウィンドウを自動的に隠す機能もある。起動時およびアクティブ切り替え時に、(1)他のアプリケーションを非表示にする、(2)「GlassiePad」で開いている他の編集ウィンドウを最小化する、ように設定できる(最小化する際のアニメーションの時間調節もできる)。
そのほか、テキストの検索・置換、スペルチェック、印刷などの機能を備える。ユーザオリジナルの「効果」を作成するための「GenPlist4GP」というツールが付属する。