デスクトップでの操作に便利な機能を追加してくれるユーティリティ。操作中のアクティブウィンドウに張り付くため、すぐに目的の機能を利用できる。「窓の下の力持ち」は、タイトルバーとドロップダウンメニューを組み合わせたコンパクトな本体に、さまざまな機能を持たせたソフト。ドロップダウンメニューから機能を選択して利用できるほか、本体タイトルバー部分には日付、時刻、メモリ利用状況、マウスポインタの座標を表示する。本体は、アクティブウィンドウを追跡して移動する。非使用時にはドロップダウンメニューが非表示になって一層コンパクトになり、煩わしさがない。
用意されたドロップダウンメニューは「ランチャー」「文字コピー」「メニュー」の三つ。「ランチャー」はその名の通り、登録アイテムを選択して、すばやく開けるもの。ファイル/フォルダ、アプリケーションなど(のショートカット)を登録して利用できる。用意された「launcher」フォルダにショートカットなどをコピーするだけでよい。
「文字コピー」は、あらかじめ登録しておいた文字列をクリップボードにコピーしてくれる機能。別に起動してあるテキストエディタなどに簡単に貼り付けられる。挨拶文やURL、定型句などを登録しておけば便利だ。「copytext.txt」というファイルを編集すれば、文字列をカスタマイズできる。
「メニュー」に用意されているのは「ファイルを開く」「パス取得」「カラーテーブル」。Windowsの「ファイルを開く」ダイアログを開いて、目的のファイルを開いたり、パスをクリップボードにコピーしたりできる。「カラーテーブル」ではWindowsの「色の設定」ダイアログを呼び出せる。そのほか、「窓の下の力持ち」のインストールフォルダを開く「設定フォルダ」などもある。