「Quickバックアップ」は、日常的なファイル管理作業中に手早く利用できるバックアップソフト。エクスプローラでファイル/フォルダを選択した状態から、右クリックでコンテキストメニューを開き、すばやくバックアップを行える。使い方は簡単だ。

1. エクスプローラのコンテキストメニューから「Quickバックアップ...」を選択
2. 表示されたダイアログボックスで、選択しているファイル/フォルダのサイズや総数、バックアップ先フォルダなどを確認・選択
3. 「バックアップを開始」を実行

バックアップ実行時に表示されるダイアログボックスでは、ファイルサイズの確認やバックアップフォルダの選択を行えるほか、バックアップフォルダを開いたり、バックアップフォルダを追加・変更・削除したりといったことが可能。設定された各バックアップフォルダでは、バックアップ対象となるファイルの種類や対象外とするフォルダ名を指定できるようになっている。

さらに環境設定では、終了時メッセージの表示、バックアップフォルダを切り替える際のパスの表示方法の選択（短縮形/フルパス表示）、「起動時に先頭のバックアップフォルダへ自動切り換え」といった項目を指定することが可能だ。

拡張子やフォルダ名によるフィルタ機能はあるが、基本はあくまでも「選択したファイル/フォルダをバックアップすること」にあるので、複雑なオプションは用意されていない。しかし、バックアップしたいファイルがひとつのフォルダ内にまとまっているという人や、対象のファイルがさほど多くない人には十分だ。

「バックアップの必要性は感じているが、高機能なソフトは初期設定が複雑すぎて使い方がわからない」と不安を感じている方、「本格的なリストア機能は不要で、文書ファイルをいくつか書き戻せばすむ」といった方にお勧めしたい。

ユーザにお勧めする使い方
複数のバックアップフォルダを事前に登録しておけば、バックアップ時に簡単にバックアップフォルダを切り換えできるので、一時格納用と大事なデータの世代バックアップと分けてバックアップできます。

今後のバージョンアップ予定
現在の最短の手順を変えずに、より便利になるように改善していきたいと思っています。

ライセンスについて
他の公開ソフトの「クリップNOTE-Pro」または「TxVisualChange」のユーザIDとパスワードでもご利用になれます。