指定ウィンドウや子ウィンドウの取り込みも可能なスクリーンキャプチャ。「ClipDesk」は、シンプルで軽快に動作するスクリーンキャプチャソフト。デスクトップ上のイメージを取り込み、保存・印刷できる。デスクトップ全体やトップウィンドウ(アクティブウィンドウ)はもちろん、(アクティブ以外の)指定ウィンドウなども簡単に取り込める。キャプチャイメージを回転させたり、グレースケールにしたりといったことも可能。
用意されたキャプチャモードは、
- マウスで選択した領域を取り込む「キャプチャー」
- アクティブウィンドウを取り込む「トップウインドウをキャプチャー」
- マウスで指定したウィンドウを取り込む「指定ウインドウをキャプチャー」
- マウスで指定した子ウィンドウを取り込む「子ウインドウをキャプチャー」
- デスクトップを取り込む「画面全体をキャプチャー」
の5種類。キャプチャイメージにマウスカーソルを含める/含めないを選択できるほか、キャプチャ後のイメージを水平/垂直回転、右/左回転させることも可能。さらに、50%〜200%の5段階での拡大・縮小、カラー表示/グレースケール表示の切り替えも可能だ。キャプチャイメージの一部をクリップボードにコピーするオプションも用意されている。キャプチャイメージは、ファイル保存や印刷が可能。保存では、通常の「名前を付けて保存」のほか、作業フォルダに「image+連番」の形式で保存される「クイック保存」を利用できる。印刷では通常印刷のほか、「オプションを指定して印刷」を使える。50%〜200%で倍率を指定して印刷したり、用紙サイズに合わせて印刷したりできるほか、タイトルを挿入したり、日付時刻を挿入したりといったことも可能だ。
キャプチャは、メイン画面のメニュー/タスクトレイメニューからに加え、ホットキー/コマンドラインからも実行できる。ホットキー/コマンドラインを利用すれば、画面キャプチャから印刷までの一連の操作をワンタッチで行えるようになる。
保存可能な画像形式はBMP。Windows XP環境またはGDIPLUS.DLLがインストールされている環境ならば、JPEG/GIF/TIFF/PNGの各形式で保存できるほか、拡大・縮小を行った際に補間も利用できるようになる。
そのほかにも、メイン画面にドラッグされた画像ファイルを表示する機能、画像のコピー/貼り付け機能などがある。