幼児向けの知育ソフト集。ゲーム、パズル、絵画、音楽など、多彩な内容のミニソフトが計21本含まれる。「どうぶつだいすき」は、動物をテーマにした簡単なパズルやゲーム、お絵描きなどを楽しめる知育ソフト。さまざまなレベルのミニソフトが用意され、子どもの成長段階に応じたソフトを選んで、遊ばせられる。
ミニソフトの内容は、
- マウスを使った簡単なゲームやパズル
- 絵を描いたり、音楽を演奏したりするソフト
- マウスを適当にクリックしたり、画面を見たりするだけで楽しめるソフト
の三つに大きく分けられる。幼稚園児程度のレベルが想定された「1.」や「2.」のタイプが中心だが、もう少し年齢の低い幼児でも遊べるくらいやさしい「3.」のタイプのソフトもある。年齢層としては、1歳半から6歳くらいまでの子どもに対応する。例えば、「1.」のタイプには、2枚のパネルを開いて同じ動物を当てる神経衰弱ゲームや、動物の影絵にカラーのイラストをはめ込むピクチャパズル、3枚のパネルに描かれた動物の絵がくるくると回転するスロットマシン、モグラが地中に穴を掘り、隠された果物を見つける「宝探し」型、魚釣りやイルカの輪くぐりといったアクション型のゲームがある。
「2.」のタイプには、輪郭線で描かれたイラストに好きな色をつけていく「ぬりえ」や、自由に絵が描けるペイント型の「おえかき」、動物の鳴き声と、ピアノ、太鼓、タンバリンなどの打楽器を使って演奏する「おんがく」がある。
「3.」のタイプにはゲームの要素が少なく、内容は比較的単純だ。例えば、画面上に現れるカエルをクリックするとジャンプする「けろけろ」、動物のパーツが少しずつ画面に現れ、4段階で全身が表示される「なーに」などがある。いずれも適当にクリックしたり、ただ見たりしているだけで画面が変化するため、マウスをうまく使えない子どもでも楽しめるように工夫されている。
それぞれのミニソフトには「どこ」「なーに」「だーれ」「くるくる」など、子どもにも親しみやすい短い名前がつけられている。トップ(起動)画面には、ソフト一覧が名前(ひらがな/カタカナ)とサムネイル(イラスト)で表示されており、一つを選択することで、子どもの声でソフト名が読み上げられ、ソフトがスタートする。
また、動物の絵を押したり(クリック)、動かしたり(ドラッグ)したときには、その動物が鳴き声を発する。文字と音声、動物の絵と鳴き声が対応しており、表示と発音が連動するので、目と耳をフルに使って、楽しく遊びながら文字や動物に関して学習できる。