スパイウェアをはじめ、トロイの木馬、ハッキングツールなど、計14万種以上の不正プログラムに対応したスパイウェア対策ソフト。ウイルス対策機能を自前で備えるほか、他社製の主なウイルス対策ソフトと併用することも可能。「SGアンチスパイ」は、パソコン内に侵入する悪性のプログラムを削除したり、新たな侵入を防いだりできるセキュリティソフト。スパイウェア、悪性アドウェア、ハイジャッカー、トロイの木馬、悪性cookie、ウイルス、ワームなどに対応。従来のウイルス対策ソフトやスパイウェア対策ソフトに比べて、カバーする範囲が幅広い。大きな特徴が、他社製ウイルス対策ソフトと併用できること。セキュリティソフトには同種製品がインストールされていると共存できないものが多いが、「SGアンチスパイ」は他のウイルス対策ソフトと組み合わせても使える。
不正プログラムの検知方法には、タスクトレイに常駐しての「リアルタイム監視」と「手動スキャン」の2種類がある。手動スキャンではさらに、システムに重大な被害を及ぼす可能性のある領域のみを重点的に検査する「クイックスキャン」か、指定したドライブやフォルダだけを検査する「詳細スキャン」かを選べる。
スキャン結果は、コードを発行したサイト別にまとめてリスト表示され、「推奨処理」「削除」「隔離」「検地対象外への登録」のいずれかの処理を選択できる。いったん削除したコードは復旧できないが、隔離したものはあとで復旧することもできる。リストのクリックなどで、悪性コードの概要や各コードの情報を参照することも可能。圧縮されている不正プログラムも検知対象にできるが、隔離や削除を実行する場合は、いったん展開(解凍)して再度スキャンを行う必要がある。
処理の結果は履歴画面で確認でき、隔離したファイルの復旧も履歴画面から行える。不正プログラムをすべて駆除しても不審な動作が見られる場合は、レポート送信機能でメーカーへ情報を送ることもできる。
ウイルスやスパイウェアが定義されたパターンファイルのアップデートは、プログラム起動時などに自動実行されるほか、手動アップデートや日時を指定しての予約アップデートなどで行うことも可能だ。
オプションでは、
- セキュリティのレベル
- スキャン速度
- スキャン時の一時ファイルやcookieの削除
- 隔離した不正プログラムの自動削除
- スキャンやアップデートの予約
などの設定項目が用意されている。