必要なときにサッと呼び出して使える“引き出し型”の付箋紙ソフト。デスクトップ上に付箋が乱雑に貼り付くようなことがない。「BriefPalette」は、“引き出し型”が採用されたユニークな付箋紙ソフト。起動時でも通常、デスクトップに表示されるのは、タスクトレイアイコンと最小化された付箋の存在を示す線だけ。普段はまったく目立たず、他の作業の邪魔になることがない。必要なときには、線の上にマウスポインタを乗せるか、ダブルクリックするだけで、すぐに目的の付箋を復元できる。作業が終わった付箋は再び自動的に最小化される。
“引き出し型”以外のもうひとつの特徴が、付箋をグループ管理できること。グループは「ページ」と呼ばれ、現在選択されている「ページ」の付箋のみが表示される仕組み。複数の「ページ」をすばやく切り替えながら使用することが可能で、目的・用途別に「ページ」を作成しておけば、効率的に情報を管理できる。「ページ」内の付箋を一時的に非表示にすることも簡単だ。
作成できる付箋アイテムは「テキスト」「フォルダ」「ブラウザ」の3種類。「テキスト」は、文字入力用の最もオーソドックスな付箋。編集後、約10秒経つと自動的に内容を上書き保存してくれる。「フォルダ」は、よく使うフォルダやプログラム、URLのショートカットを登録できる、ランチャ用途の付箋。「ブラウザ」は、頻繁にアクセスするURLを登録しておくことで、いつでもそのページを閲覧できるようになるWebブラウザ機能を備えた付箋だ。
プロパティ設定により、「ページ」および各付箋の
- デスクトップでの最小化位置
- 復元方法(マウスでのまたはダブルクリック)
- 背景とテキストの色
を変更することが可能。「ページ」ごとに付箋データの保存フォルダを変更することもできる。そのほかにも「付箋を常に手前に表示し、最小化しない」を付箋ごとに設定することが可能だ。