高い基本性能を誇る“プロフェッショナル仕様”のテキストエディタ。最大2GB、100ファイルを同時に編集できる。「Mifes for Windows」は、シリーズ累計で200万本を超えるロングセラーのテキストエディタ。大容量のファイルを高速かつ安定して扱える、高い基本性能を持つ。テキストエディタに求められる機能をひと通り網羅。テキストモードのほか、バイナリモードでの編集も可能。さらに、外部DLLを呼び出せる高機能マクロを搭載し、機能拡張を行うこともできる。今回のバージョンアップにあたっては、ユーザの声を反映させるためにβ版を公開し、400項目にも及ぶ改良を行った。
動作モードはMDI/SDI両形式に対応。好みや目的に応じて使い分けられる。MDIモードでは複数開いたファイルをタブで切り替えることが可能。SDIモードでもタブでアクティブウィンドウを切り替えられるようになっており、タブ型エディタのような操作感で使用できる。
メイン画面には、編集ウィンドウのほかに、最大100ファイルまでの履歴を表示するリストウィンドウが用意されている。履歴は開いた順やファイル名、拡張子などでソートすることが可能で、目的のファイルをすばやく見つけて開ける。ファイルを開いたときには最終編集個所に自動的にジャンプするため、続きの作業をすぐにはじめることが可能だ。リストウィンドウは、ディレクトリ内容表示に切り替えることも可能で、グローバル検索やファイル名検索、C言語関数定義位置の検索、見出し行の検索の検索結果が表示される。
編集機能は強力。実質無制限のUndo/Redo、箱形選択・編集、カーソル位置からファイルの先頭・末尾までの選択などに加え、豊富な文字列変換・文書整形、3種類の比較モードを持つファイル比較、等差数字列の挿入などの機能がある。検索は、正規表現/ワイルドカード/あいまい検索に対応。複数フォルダやタイムスタンプ条件を設定できるグローバル検索や、グローバル置換/グローバル複数置換などの高度な処理も行える。さらに、カーソル位置の語や選択語をインターネットで検索することもできる。
HTMLタグの入力支援やCSV→HTMLテーブル、CSV→XML変換、CSVなどの固定長レコードのフィールド幅の調整/入れ替え/ソート、文字種ごとの文字数カウント、XMLやPerlの構文チェックなどの機能も搭載し、あらゆる種類のテキスト処理を効率的に行える。
独自のマクロ言語「MIL/W」を利用して、複雑なテキスト処理を行うことも可能。キーボード操作を記憶し、再現するキーボードマクロ機能も搭載する。そのほかにも、キーワードによる色分け、バックアップファイルの作成、オートセーブなど、さまざまな機能を搭載する。印刷では、ワードラップやレイアウト印刷が可能だ。