ウィンドウの指定位置への移動やサイズ変更など、Windowsを快適に利用するための機能を提供してくれる常駐型ユーティリティ。「WinMania」は、Windowsの操作環境を快適にしてくれる機能を集めたユーティリティ。タイトルバーの右クリックで表示されるメニューを拡張し、ウィンドウの操作を簡単に行えるようにしてくれたり、すばやくスクリーンセーバを起動したりといったことが可能。いずれの機能も、マウスクリックや簡単なキー操作で利用できる。
ソフトの中心となるウィンドウ操作に関する機能は、タイトルバーの右クリックで表示されるコンテキスト(右クリック)メニューから利用できる。「WinMania」を実行すると、コンテキストメニューに「標準サイズ」「左上」「中央」「常に最前面」「指定」の5項目が追加される。「標準サイズ」は、「WinMania」が規定する「標準サイズ」にウィンドウの大きさを変更するもの(縦・横ともにデスクトップの約75%にする)。「左上」「中央」は、ウィンドウをデスクトップのその位置に移動してくれるものだ。
「指定」では、より詳細にウィンドウの位置とサイズを変更できる「WinMagic」を呼び出せる。「WinMagic」では、ウィンドウの位置(左から/上から)とサイズ(幅/高さ)をピクセル値で指定できる。【Ctrl】/【Shift】とカーソルキーを使って、1ピクセル単位でウィンドウの移動/サイズ変更を行うことも可能。さらに、ウィンドウを垂直方向(上・下端および中央)または水平方向(左・右端および中央)に瞬時に移動させることもできる。
「WinMagic」では、操作対象をアクティブウィンドウから簡単に切り替えられることも特徴。すでに、デスクトップにウィンドウが開いている場合は、用意されたターゲットアイコンを対象にしたいウィンドウにドラッグ&ドロップするだけでよい。ウィンドウが最小化され、タスクバーにある場合でも、ドロップダウンメニューからすぐに呼び出せるようになっている。対象として選択したウィンドウのタイトル名やクラス、左上端の座標、幅・高さを確認した上で、操作を実行できる。
そのほかにも、指定ウィンドウを一時的に非表示にする機能、スクリーンセーバの起動と省電力モードへの移行を実現する機能、IMEの変換モードをデスクトップ右上に大きく表示する機能がある。