「SetWallPaperPosition」は、手持ちの画像をデスクトップの任意の場所に配置して壁紙にできるソフト。マウスのドラッグで画像を移動し、位置を確認しながら壁紙にできる。Windowsの「画面のプロパティ」では、希望する場所に画像を設置することはできないが、「SetWallPaperPosition」を使えば任意の場所へ画像を配置できるようになる。

設定は非常に簡単で、

• 起動後、BMP形式の画像を選択する
• デスクトップ中央に表示された画像を、ドラッグして任意の場所へ移動する
• コンテキスト（右クリック）メニューの「この位置で壁紙に設定」を選択する

ソフトの使用時には「アクティブデスクトップ」を無効に設定する。コントロールパネルの「画面のプロパティ」を開き、「Web」タブの「Active DesktopにWebコンテンツを表示」のチェックを外しておく（Windows XPの場合は「画面のプロパティ」から「デスクトップ」タブ内の「デスクトップのカスタマイズ」を開き、「Web」タブ内 の「Webページ」のチェックを外す）必要がある。

開発中に苦労した点
作者はいわゆる「サンデー・プログラマ」なのですが、本来の仕事も結構多忙なため、開発に集中できる十分な時間を割くことができません。開発ツールとしてVisual Basicを使用することが多いのは、関連書籍等が充実していること、Web上で参考となるモジュールが多数公開されていることなどから、比較的短期間にソフトを開発できるからです。

ユーザにお勧めする使い方
大切な人の写真を壁紙にしたいけど、職場のパソコンではちょっと……と諦めていたという方には、この「SetWallPaperPosition」を使って、ちょっぴり控えめに壁紙に設定して、お仕事に励んでいただければと思います。

今後のバージョンアップ予定
現バージョンではBMP形式の画像にしか対応していませんが、その他の画像形式にも対応していきたいと思います。また、画像のサイズの調節機能も付加できたらいいなと思います。