余分なものをそぎ落としたシンプルなゲームシステムと、3Dによるリアルな画面が特徴の本格四人打ち麻雀ソフト。人間相手に打つような感覚で麻雀を楽しめる。「3D麻雀」はソフト名の通り、3Dによるリアルな画面が印象的な麻雀ソフト。麻雀牌の形状や模様はもちろん、牌の背の色や質感などが「これ以上はない」というほど、リアルに再現されている。しかも、ウィンドウサイズを自由に変更することができ、プレイヤーが最も見やすいと思うサイズでプレイすることが可能。メニューに用意された640×480など、3種類の固定サイズから選択することもできる。もちろんウィンドウを最大化することも可能だ。
さらにプレイ中、カメラアングルを自由に変更できる。ズームイン/ズームアウトはもちろん、真上から真横までの上下移動も可能。カメラとウィンドウサイズをうまく調整することで、実際の麻雀卓で打っているようなアングルに設定できる。シェアウェア登録後は、カメラの左右移動も可能になり、他家の手牌や打ち筋も確認できるようになっている。アングル変更後も、スペースバーだけで、カメラを初期位置に簡単に戻せる。
ゲーム中の操作はすべてマウスで行う。捨て牌の選択やツモなど、基本的な操作はすべて左クリック。鳴ける牌があるときはその牌が点滅するので、その状態で右クリックして表示されるメニューから「ロン」「チー」「ポン」「カン」のいずれかの操作を選択する(可能でない操作はグレーアウトされ、選択できない)。チーの形が複数ある場合は、チーを構成する牌をマウスで選択する。鳴かないときは左クリック。Windowsの麻雀ゲームでは最もポピュラーかつシンプルな操作体系で、わかりやすい。
ルールは、クイタン/後ヅケありの「アリアリ」。十三不塔、流し満貫、三連刻、四連刻はない。四人リーチの場合は続行。複数ロンは頭ハネする。7,700は満貫払い。25,000点持ちの30,000点返しで、ウマもある(10・20)。箱割れで半荘終了。アーカイブには「3D麻雀」で採用している上がり役が解説された「役一覧」が同梱されている。
卓を囲む面子は、上家・対面・下家で打ち筋が異なる。
- 上家はバランス重視タイプ
- 対面は上がり優先で、早くて軽い手を上がろうとする
- 下家は大物狙いで、多少強引な手作りやリーチをする
と、それぞれの思考ルーチンが特徴づけられている。ゲーム速度は、「速い」から「じっくり」までの4段階から選択することが可能。点数平均や順位平均、和了率、満貫以下率など、さまざまな情報を確認できる「データ分析」機能もある。