「goo スクリーンセーバー」は、スクリーンセーバと名づけられているものの、実際は「スクリーンセーバ機能も持つ情報リーダ」といった趣のソフトだ。配信される情報は大きく「ニュース」「天気」「占い」「音楽ランキング」「映画」の五つ。例えば「ニュース」では、「社会」「国際」「政治・経済」「スポーツ」など、計7カテゴリーの最新ニュースが配信される。「プロ野球」というメニューもあり、各球場の得点経過がほぼライブでわかるようになっている。「天気」「占い」は、インストール時に登録した地域、生年月日の天気予報と12星座占いを表示するもの。もちろん地域や生年月日はあとから変更できる。「音楽ランキング」「映画」では、goo音楽、goo映画に掲載される、ランキング情報や新作映画情報を閲覧できる。

スクリーンセーバモードで起動すると、あらかじめ設定した間隔で、これらの情報が次々に表示される。さらに画面上部には「ティッカー」が配置され、最新ニュースがスクロール表示される仕組み。スクリーンセーバでありながら、一般的な同種ソフトとの大きな違いがここにある。

スクリーンセーバが解除されたあとも、そのまま表示させておける。このモードではニュースの閲覧だけでなく、ツール類を利用できるようになる。ツールとしては、見やすい月間カレンダーやアナログ時計、毎日のちょっとしたメモを残せる「DAILY MEMO」、英和/和英/国語/最新ニュースに加え、モバイルでも検索できるサーチ機能などが用意されている。サーチでは、ブラウザを起動し、結果を表示してくれる。

サーチ同様、gooの提供する各種サービスとの連携機能もあり、gooフリーメール、gooメッセンジャー、goo BLOGなどにワンクリックでアクセスできるようになっている。

設定では、ベースカラーを白、グレー、オレンジなど計5色から選択できるほか、回線種別や表示クォリティなどを変更できる。

このようなスタイルを実現するために「goo スクリーンセーバー」では、ユーザが情報を探しに行くのではなく、「情報をプッシュ配信」することにで、ニュース、プロ野球、天気、占い、音楽、映画などの最新コンテンツがが自動的に届けられるようにしました。これらのさまざまなジャンルの情報を配信できるのは、豊富なコンテンツを揃えるポータルサイト「goo」が提供するソフトウェアだからです。

便利な使い方
幅広いジャンルの最新トピックスを簡単に閲覧するができるソフトウェアなので、忙しい朝などにはショートカットアイコンをダブルクリックして「goo スクリーンセーバ」を起動し、ブラウザとして利用するのに最適です。普通のブラウザの場合はページを遷移するごとに情報のダウンロードに時間がかかりますが、「goo スクリーンセーバー」なら記事を閲覧している間に、他の情報が自動的に更新するのでサクサクと表示されます。

また「goo スクリーンセーバー」起動後、パソコンを一定時間操作しないと、さらにコンテンツが大画面で表示され、コンテンツが自動的にローテーションしますので（画面保護モード）、離れた場所からでもゆっくり情報をチェックすることができます。