デジタルカメラで撮影した写真を、わずか3ステップの簡単操作でHTML形式のWebアルバムにできるソフト。「簡単Webアルバム for デジカメ写真」でWebアルバムを作るのは非常に簡単だ。必要な操作は、
- 写真画像ファイルのあるフォルダの指定
- アルバムに使う写真の選択
- デザインを指定して、「Webアルバム作成」ボタンをクリック
の3ステップだけ。メイン画面はタブ切り替え型になっており、- フォルダ選択
- 写真一覧
- Webアルバム選択
の3枚のタブが、各ステップの操作に対応している。最初の「フォルダ選択」で写真のあるフォルダを選択し、「写真一覧」でアルバムにする写真を選び、順番の入れ替えを行う。このとき、写真を回転させて縦置きにしたり、必要であればキャプションを付けたりすることもできる。そして「Webアルバム作成」でデザインを決めるという手順だ。画像は、JPEG形式のファイルを読み込める。アルバムは、「表紙」「サムネイル画像一覧」「画像1枚ずつの個別ページ」からなる。サムネイルをクリックすると、該当する個別ページが表示される仕組み。個別ページには、「最初の写真」「前の写真」「次の写真」「最後の写真」へのリンクが設けられ、前後のページへ自由に移動できる。
Webアルバムのページ幅は、480ピクセル/640ピクセル/800ピクセルから選択する。個別ページで表示されるアルバム写真は、ユーザが選択したページ幅で元画像をリサイズし、新たに保存したもの。元画像に対して直接、編集は行わない。保存画像の画質は、低/中/高の3段階から選択することが可能。プログレッシブJPEGでの保存も可能だ。
ページのデザインには、スタイルシートが利用される。あらかじめ8種類のCSSファイルが同梱されており、ユーザは、この中から使用するスタイルシートを選択すればよい。選択したスタイルシートで色や背景画像を指定できるほか、スタイルシートそのものを編集して、オリジナルのデザインを作ることもできる。
表紙写真には「キャンパス地」「油絵風効果」などの特殊効果を適用することが可能。目次にはサムネイル画像のほかに、連番、ファイル名、キャプション、日時を表示できる。また、個別ページにもファイル名、キャプション、撮影日時、カメラ機種名、シャッター速度、絞り値といったデータを表示することができるようになっている。