指定の方法でリサイズして、JPEG形式のサムネイルを作成できるソフト。幅や高さなどのほか、面積でリサイズ指定することもできる。「Th-MakerX」は、ドラッグ&ドロップに対応し、簡単な操作でサムネイルを作れるソフト。複数の画像ファイルを、あらかじめ設定したリサイズ方法でまとめて処理できる。読み込み可能な画像ファイルは、BMP/JPEG/Photoshop/PICT/PNG/TIFFなど、QuickTimeがサポートする各形式(ただし、GIFを除く)。
利用できるリサイズモードは5種類。pixel指定の「幅」「高さ」や「比率」のほか、横長の画像は「幅」を、縦長の画像は「高さ」を設定値に合わせる「フィット」、さらには見た目の大きさが同じように感じる「面積」から選択できる。いずれのモードでも、元画像の縦横比は維持される。元画像のサイズが指定値より小さい場合に、リサイズを行わないようにするオプションも用意されている。変換後のファイル名に、任意の文字列を追加することも可能だ。
操作は、ドラッグ&ドロップに対応。リサイズの設定方法と保存先フォルダを選び、ファイル名に付加する文字列やマージンを指定した上で、対象ファイルをウィンドウ上へドラッグ&ドロップすることで処理が完了する。Dock上の「Th-MakerX」アイコンや、Finder上のエイリアスへのドラッグ&ドロップにも対応する。
そのほか、画像の周囲に指定色で「マージン(枠)」を付加する機能がある。マージンの幅は1pixel単位で指定することが可能で、色はカラーパレットから自由に選べる。処理後のファイルの保存先は、「元ファイルと同じフォルダ」「指定フォルダ」のほか、「処理ごとにユーザに尋ねる」から選択できる。