ソフトを開発しようと思った動機、背景
私がプログラムを始めたきっかけになったのは、中学校の電算室でN88-BASICでMML言語によるFM音源を利用したプログラムを書いたこと。当時ピアノを習っていた私は、楽譜を読み、MMLにて記述したBASICのプログラムを実行することでパソコンが楽器になる! という感動を覚え、いつか「音の出るプログラム」を書きたいと思いました。その3年後にパソコン購入。独学でVisualBasicによるWindowsプログラムを学び、それから長い年月と努力と愛情を注いで完成した、いろいろと思い入れの深い作品です。もっと開発秘話を知りたい方は、27日で6周年を迎える私のサイト(http://com.nicovideo.jp/community/co1147284)まで来てください。
開発中に苦労した点
(1) 初心者でも簡単に使えるように、ヘルプファイルとセットアップウィザード版を用意した点。毎回のバージョンアップで一番大変な作業なんです(笑)。
(2) 特に音楽とパソコンの初心者をターゲットとしているため、致命的なバグが出ないよう細心の注意を払い、市販ソフト並の完成度を目指し、毎回リリースしている点。
(3) オブジェクト指向プログラミングが謳われる以前から開発していた、とても息の長いプログラムなので、プログラムが肥大化するにつれ、バグが生じ幾度となくソースを書き直した点。ソース内のコメント文とオブジェクト指向プログラミングの大切さを痛感しました(笑)。
ユーザにお勧めする使い方
【初心者向け】
[ペンちゃんの口]をクリック!!
補足:元に戻す時は、ほっぺをクリックしてください。
【中級者向け】
「猫さん仮面の口」をクリックもしくは【F10】キーを押し、提灯を「ピッチベンドちょうちん」に切り替えて、左手で演奏しながら、ちょうちんをマウスで上下にドラッグしてみてください(*^-^*)。なお、記録した演奏を再生中に行ってもOKです。
【上級者向け】
MIDI YokuなどのMIDI InとMIDI Outを内部結線するソフトを別途用意し、各シーケンスソフトのキーボードとして利用する使い方。詳しくは、「スタジオ粋京(http://satobox.s39.xrea.com/)」のサトー様が設定方法を紹介しておりますので、こちらをご覧ください。
【次期バージョンをいち早く楽しみたい人向け】
ペンギンぱんだ箱にて公開中のMIDIToPen(MIDIファイルを演奏データファイル)に変換するソフトを使い、お手持ちのMIDIをpenファイルに変換し、penファイルを読み込ませ演奏させる使い方。ただし、MIDIファイルのSMF Format0形式のみ対応なので、別途、Format1→0等の変換ソフトが必要です。
今後のバージョンアップ予定
MIDIファイルの読み込み機能追加。いろいろな機能を持ったちょうちんの追加。
(ペンちゃん)