階層型リストに、ガントチャート風表示モードを組み合わせたToDo管理ソフト。「リスト」「(ガント)チャート」の2種類の表示モードを使い分けながら、ToDoの管理や進捗状況をわかりやすくチェックできる。ToDo項目ごとにショートカットやファイルなどへのリンクを設定することが可能で、関連情報をすばやく閲覧できる。ToDo(予定)の状況を表示・管理するメイン画面は、エクスプローラのフォルダツリーとファイルビューを1ペインにまとめたような構成。ルートフォルダ内に複数の項目を登録できるのはもちろん、サブフォルダを作成して階層管理を行うことも可能だ。予定表ファイルを複数作成し、切り替えて使用することもできる。ToDo項目の多い、大きなプロジェクトが同時進行しているような場合は、プロジェクトごとにファイルを作成して管理すればよい。
各ToDo項目には、プロパティ画面で「メモ」「関連リンク」「期日」「状態」を設定できる。メモは、半角1,024文字までのテキストをメモとして登録しておけるもの。関連リンクは、ファイルやフォルダ、WebページのURLをリンク情報として登録し、メイン画面のリスト項目のクリックや、プロパティ画面から簡単に開けるようにする機能。期日では、開始予定・終了予定をそれぞれ専用のカレンダーから選択する。予定日を指定しないという設定も可能で、開始予定だけを設定し、終了予定は設定しないという使い方もできる。状態は、作業が終了したときにマークするチェックボックスだ。
フォルダツリー部では、「完了」「待機」「今日(当日が終了予定日のもの)」などの項目の状態が別アイコンで表示される。フォルダの場合も、そのフォルダ内の項目の状態で、色とアイコンを使って分類表示してくれる。
大きな特徴は、一般的なリスト表示のほかに、ガントチャート風の表示モードを利用できること。リスト表示モードでは、開始予定・終了予定を日付で表示するのに対し、チャートモードでは2週間分のタイムスケールで表示する。チャートモードでも状態によってチャートが色分け表示されるため、状態を把握しやすい。表示モードの切り替えはワンタッチで行える。
完了した予定のマーク、開始・終了それぞれの予定日の変更、予定している期間全体の繰り上げ/先送りといった操作は、いずれもメニューやツールバーから簡単に行える。チャートモードでは、チャートに表示する期間を1日または1週間単位で前後に移動させることが可能だ。
そのほか、今日の予定のみを抽出して別ウィンドウに表示する機能、10分おきの自動保存機能などがある。タスクトレイに常駐させることも可能で、予定の新規作成や、今日の予定の表示をタクストレイメニューから行えるようになる。