ダイビング後に記録する「ログブック」をパソコンで管理できるソフト。開始・終了時刻から潜水時間や休息時間などを自動計算・入力してくれるほか、過去に入力したポイント名などはリスト選択できるようになるため、データ入力の手間が省ける。シチズン「プロマスター」と連携し、ログデータを転送することも可能。画面は、ログデータを入力する「ログ入力」、入力済みデータを一覧表示する「ログリスト」を中心に、「個人情報」「初期設定」と、これらを呼び出す「メニュー」で構成される。ダイビングの記録を入力するログ入力画面には、ダイビングをした日付やポイント名、潜水開始・終了時刻、水深、透明度から、ウエイト重量といった装備まで、通常ログブックに記入するほとんどの項目が用意されている。「バディ」や、ユーザが自由に項目名を設定できる「メモ」もあり、当日一緒に潜った仲間の名前や、ダイビングの感想や海中で遭遇した生き物の名前などを記録しておくことも可能だ。各ログごとに1枚ずつ画像を登録することもできる。
ログ入力画面では、ダイビング開始・終了時刻から潜水時間を自動計算したり、開始時と終了時の残圧から平均空気消費量を算出することが可能で、最小限の手間でログデータ入力を行えるよう工夫されている。ダイビング本数や累計潜水時間、さらに同日に複数本のダイビングをした場合は、前回潜ってからの休息時間も自動的に入力される。
シチズンのダイバーズウォッチ「プロマスター」を利用している場合は、パソコンと接続することで、日付、潜水開始・終了時刻、平均・最大水深、最低水温のデータを「ダイビングログブック」に転送・入力することが可能。また、潜水深度と水温の移り変わりをグラフ化した画像を取り込むこともできる。
ログデータを印刷して紙のログブックを作ることも可能。76×127mmのシステム手帳用リフィルと同じサイズで印刷できる。データをテキスト形式で出力する機能もあり、出力されたテキストをもとにHTML化することも可能だ。
ログリスト画面では、これまでのダイビングログが時系列(ダイブNo.)順にリスト表示される。選択表示機能があり、「国」「地域」「潜水地」「ポイント」で絞り込んで表示させることもできる。