タスクトレイアイコンをクリックするだけで、あらかじめ登録したWebページをすぐに表示できる常駐型のWebブラウザ。なんといってもタスクトレイに常駐し、軽快に動作することが、「NeoView」の大きな特徴。必要なときに、タスクトレイアイコンのクリックで即座にブラウザを呼び出せる。使用しないときはタスクトレイに格納されるため、タスクバーが散らかることもない。
ブラウズ画面は、3枚のタブを持つタブ切り替え型。すぐにページを参照するための「待ち受け用」としてタブが用意されているもので、一般的なタブブラウザとは異なり、新規タブの追加機能などはない。
よく訪れるページは「ジャンプリスト」に登録しておき、ドロップダウンリストからの選択で、すぐにジャンプできる。リストへの登録は「追加」ボタンを押すだけでよく、現在表示中のページを追加できる。設定画面からURLなどを入力して「ジャンプリスト」に追加することも可能。「ジャンプリスト」には10個までのURLを登録できる。
「ジャンプリスト」と現在表示中のページの情報は設定ファイル(*.NVW)として出力することが可能。設定ファイルはINIファイルに似たわかりやすいテキストファイルなので、テキストエディタで編集することもできる。複数の設定ファイルを作成し、用途に応じて使い分けるといったことももちろん可能だ。次回起動時には、前回終了時のURLを読み込んで表示させることもできる。
メニューやボタンとしては用意されていないが、IEコンポーネントを利用しているため、表示ページ内の文字列検索やページ印刷は、ショートカットキーやコンテキスト(右クリック)メニューから行える。現在、表示中のページを規定のプラウザで開くといった機能もある。