3Dの熱帯魚の泳ぎ回る様子をデスクトップ上で観賞できるソフト。マウスポインタで熱帯魚を触ったり、エサを与えたりできるインタラクティブな機能を備える。「インタラクティブ3Dフィッシュ Aqua Real XP」は、水槽の中を泳ぐ熱帯魚を観賞できる“バーチャル水族館”ソフト。全画面表示やウィンドウ表示だけでなく、壁紙として設定することもでき、デスクトップ上で水族館のような気分を味わえる。Windows XPでのみ動作する。
95 OSR2以降のWindowsで利用できる「3D フィッシュアクアリウム」との大きな違いは、水槽を壁紙として設定できる機能を搭載していること。つまり、パソコンの操作中、いつでも動き回る魚を鑑賞できるというわけだ。画面モードはそのほかにフルスクリーンで表示する全画面モード、任意の画面サイズで表示できるウィンドウモードがあり、さらにスクリーンセーバとして設定することも可能だ。
また、見るだけではなく、熱帯魚にエサを与えることができるようになった。水槽の上で表示される右クリック(コンテキスト)メニュー内の「エサ」を選択すると、ポインタがエサ袋に変わり、魚に好きなだけエサを与えられる。それだけでなく、魚をクリックすることで、魚がピクリと反応するのを楽しむこともできる。これによって見るだけではなく、本物の飼い主のような気分を味わえるインタラクティブな楽しみが増えた。
用意されている魚は30種類で、水槽内に表示できる魚は15種類(体験版ではどちらも3種類)となっている。設定画面のリストで現在表示している魚の種類や数を確認し、表示する魚を自由に設定できる。魚の種類と数をランダムで選択できるランダムモードもある。
照明にも豊富な設定項目がある。前面と背面のライトに異なる色を設定し、2色によるグラデーション効果を持たせた照明を行える。色の組み合わせは自由に選択でき、6組の組み合わせを順次表示することが可能だ。切り替え時間の設定も行える。
そのほか、水槽中のバブルの量や噴出方法、位置、音のON/OFFや水流の強弱といった細かい設定も可能。それぞれスライドバーで簡単に調整できる。製品版では水槽イメージを4種類から選べる。