エクスプローラのコンテキスト(右クリック)メニューから、さまざまな文字コードのテキストを閲覧できるシェルエクステンション。単独のアプリケーションとして使用することもできる。「QText」は、エクスプローラの右クリックから簡単にテキストファイルを閲覧できるエクステンション。ファイルを選択し、コンテキストメニューの「テキスト表示」を実行するだけで、内容をウィンドウに表示する。さまざまな文字コードに対応しているのが特徴で、Shift JISのほか、JIS/EUC/EBCDIC/Unicode/Unicode(Big Endian)/UTF-7/UTF-8の計8種類を自動判別して、正しく表示する。バイナリ/ASCIIダンプを表示することも可能。
表示される「QText」ウィンドウでは、ファイル内検索や、そのファイルが含まれるフォルダを対象としたGREP検索を行える(JRE.DLLがインストールされていれば、正規表現を利用することもできる)。複数ファイルを選択して、右クリック−「テキスト表示」させることも可能で、複数ファイルをタブで切り替えて参照できる。設定したテキストエディタを起動し、その場で編集を行うことが可能。データをShift JIS(またはUnicode)に変換して引き渡せる。
また、アーカイブファイル内のファイルを閲覧することも可能。LZH/ZIP/CABなどのアーカイブ形式に対応する(それぞれに対応したDLLが必要)。アーカイブファイルの正当性をチェックする機能もある。NKF32.DLLがインストールされていれば、MIMEエンコードされたファイルの閲覧もできる。
そのほかにも、クリッカブルURL/メールアドレスに対応するなど、豊富な機能を備える。文字コードは、自動判別のほかにもデフォルトのコードを設定・選択することが可能。表示設定および動作環境設定で、細かなカスタマイズを行うことができる。