「Pressure's Piece」は、“ちょっと変わったブロック崩し”といった趣のアクションパズルゲーム。縦長のフィールド内には4色に色分けされたブロックが配置され、下の方から1段ずつせり上がってくる。プレイヤーは、ブロックの中からどれか1個をマーキングして点滅させ、それと同じ色のブロックを続けてマーキングしていく。マーキングはキーボードでカーソルを移動させて行う。マーキングされたブロックが一定数に達すると、別のキーでこれを破壊することができる。

ブロックは自動的に上昇を続け、ブロックの最上部がフィールド上部の赤い線（デッドライン）に達するとゲームオーバー。ブロックがデッドラインに達しないよう、せり上がってくるブロックを破壊し続けることがゲームの目的だ。

縦または横に隣接したブロックは、1個をマーキングすると、まとめてマーキングされる。したがって、なるべくまとまった広い面積を持つ色のブロックを選択して、一度に破壊できるブロックを増やすことが、基本的なテクニックのひとつとなる。ブロックのマーキングをキャンセルし、意図的にブロックを上昇させることもできる。

ブロックが破壊されてできた空間は、上からブロックが落下して埋まる。崩落の結果、さらに同色のブロックが一定数以上、隣接してまとまると、今度は自動的に破壊が起きる（崩落連鎖）。連鎖には時間連鎖もある。ブロックの破壊後、一定時間内に次のブロック破壊を実行した場合に時間連鎖となり、有効時間内であれば何度でも連鎖を続けられる。時間連鎖では連鎖の回数により、入る得点が高くなっていく。

一定数のブロックを破壊するとレベルアップする。レベルアップにともなってブロックの上昇スピードが速くなり、難易度が増す。また、一定のレベルをクリアするごとに、白い球状のエクストラブロックが現れる。エクストラブロックのマーキング後にある色のブロックをマーキングすると、フィールド内の同色のブロックをすべて破壊できる。

デッドラインが近づくと、警告音（アラート）が鳴る。BGMや効果音とともにプレイヤーの緊張を高める。

カーソルの動きは意外に速い。また、左右の壁の先はワープして、互いに反対側の壁につながっている。筆者は、操作感覚をつかむのにちょっと時間がかかったが、こうした動き方に慣れてくると、思うように、かつスムーズに動かせるようになった。

下から出てくるブロックの配色を一瞬で判断し、最も色の多いブロック、最も隣接部が多い個所を選ぶのがコツ。頭で考えるよりも、さっと一瞥して反射的に操作できるようになれば完璧だ。それとともに、ブロックが破壊されている間、そして落下しているときには上昇しないので、破壊の連続を狙うことも必要。このように反射神経と判断力のバランスを取ることが、攻略の鍵となるだろう。

開発中に苦労した点
全体的なゲームバランスの調節が難しかったです。また、キーコンフィグ関係のバグにも最後まで悩まされました。

ユーザに見てもらいたいところ
ぜひ、最終レベルの背景をがんばって見てもらいたいです。あの背景だけは描くのにとても苦労しました。

今後のバージョンアップ予定
主にプレイヤーの要望などに応じてバージョンアップをしていきたいと思っています。また、近いうちにインターネットランキングを開始する予定です。