ビューア機能を中心にファイル操作、サイズ・色調整、フィルタ処理など、多彩な機能を備えた統合画像管理ソフト。画面構成、メニューボタンなどのインタフェースがよく整備され、使いやすいのが特徴。「BlueDolphin」は、使いやすいシンプルなインタフェースに、画像閲覧・管理・編集のための豊富な機能を搭載したソフト。ビューアをメインに、画像を1枚ずつ閲覧しながら、フィルタ処理などの編集、書き出し、ファイル名変更といった操作を行うのが基本的な使い方となる。
ビューアとしては、画像ファイルをドラッグ&ドロップすることで閲覧できるほか、画像ファイルを含むフォルダを指定して、複数の画像を次々に参照していくことも可能。読み込んだファイルを「カタログ」として保存しておくこともできる。表示画像の切り替えは手動だけでなく、スライドショウモードにより自動で行わせることもできる。画像切り替え時のエフェクト効果は150種類以上が用意されている。
編集機能としては、サイズの拡大・縮小、回転・反転などの基本的な機能に加え、カラー/輝度/コントラスト調整や、ぼかし、シャープ、モザイク、セピア、ネガなどのフィルタ処理も可能。編集作業はいずれも、ダイアログで編集前/編集後のプレビュー画像を確認しながら行うことができる。思い通りに編集することができなかった場合には、「オリジナルを再読込」でもう一度はじめからやり直すことも可能だ。画像編集メニューは、メニューバーからの選択のほか、コンテキストメニューからも利用できる。
画像のプレビュー表示から、ワンタッチで読み込み中画像の一覧を示す「リスト表示」に切り替えることができる。リスト表示では、読み込んだファイルのファイル名、画像タイプ、クリエータ、容量、修正日/作成日が表示される。また、このモードではファイルの移動やコピー、アイコンやプレビュー画像の作成、ファイル名やクリエータの編集を行うことができる。
読み込んだ画像はJPEG/BMP/MacPaint/Photoshop/PICTなど、形式を変換して保存することもできる。画像をあらかじめ登録しておいたアプリケーションから開くことも可能だ。