画像ファイルの閲覧、編集、印刷などの機能を備えた統合画像管理ソフト。フォルダやファイルのドラッグ&ドロップに対応しており、Finderと同様、直感的に使うことができる。「AfterShot」は、プレビューを参照しながら行える画像の整理機能を中心に、簡易レタッチ、画像形式の変換、印刷、スライドショウなどの多彩な機能を備えた画像管理ソフト。画像ファイルを含むフォルダを「AfterShot」にドラッグ&ドロップすることで、フォルダウィンドウを開き、プレビュー(サムネイル)画像を表示する。ファイルのコピー、移動、削除などはFinderとまったく同じ操作で行える。
「AfterShot」のメインともいえるフォルダウィンドウでは、80×80/100×100/128×128の3段階でプレビュー画像を一覧表示する。一覧表示は、通常の形式のほかに、「リスト表示」に切り替えることも可能。リスト表示では、プレビュー画像に加えて、ファイル名や、ユーザが自由に追加・編集できるタイトル、メモなどの情報も表示する。対応する画像形式はPICT/GIF/JPEG/BMP/TIFF/PNGなど。MPEGなどの動画ファイルもアイコンやプレビュー画像を作成して、一覧表示できる。
プレビュー画像をダブルクリックすると、「画像ウィンドウ」を開き、実サイズの画像を表示する。このウィンドウでは、画像に対してサイズ変更、色数変更、トリミング、回転/反転といった編集を行って、保存することもできる。さらに、「ぼかし」「エンボス」「フィルムノイズ」といったフィルタを適用することも可能で、簡易レタッチソフトとして利用することもできるようになっている。「AfterShot」から他のグラフィックソフトを呼び出して、編集することも可能だ。
印刷では、用紙上の画像配置をレイアウト画面で確認しながら設定することが可能。用紙のマージン、画像の間隔といった細かな位置調整が行えるようになっており、ファイル名やタイトルなどを入れ込んだ印刷やラベル印刷にも対応する。もちろん文字列のフォントやサイズ色などは、ユーザが自由に設定できる。
そのほか、表示サイズ、表示間隔の指定が可能で、BGMの再生も行えるスライドショウ機能などを備えている。ファイル名やメモなどをキーワードに、AND/OR検索を行える検索機能もある。ファイル名/タイトル/メモ/ファイルのパスをCSVファイルにエクスポート/インポートすることも可能だ。