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ベクターソフトニュース - 2000.08.16
光の女神戦2 - 鬼喰いの少年・前編 - 光の女神戦2 - 鬼喰いの少年・前編 - Ver.1.00
何でも食べてしまう奇妙な少年を主人公にした本格ファンタジーRPG
Windows 98/95/NT シェアウェア
「光の女神戦2 - 鬼喰いの少年・前編 -」の動作画面
■無限の再生力を持つボスキャラ・鬼機神との対決

見た目は女の子のようにかわいらしいのに、おいしそうにモンスターを食べてしまうという奇妙な少年を主人公にしたファンタジーRPG。次から次へと状況が変化してプレイヤーを飽きさせないシナリオ、とぼけたアジのある登場人物、豊富に用意された魔法やアイテム、秀逸なキャラデザイン……と、高い完成度を誇る。

ゲームの舞台は、モンスターが跳梁し、剣と魔法がモノをいうRPGではおなじみの世界。主人公は「鬼喰い」と呼ばれるデューンという名の少年だ。このデューン、一見女の子にしか見えない外見ながら非常な悪食で、何でもかんでも食べてしまう。人間だろうがモンスターだろうが、牛、鶏だろうがおかまいなしだ。この変わった主人公とその姉・アルテア、メイドのミューオン、そして行く先々で出会う少女たちと協力し、さまざまなモンスターや「帝国」の魔道師たちと戦い、敵の操る「鬼機神」を撃破してゆくことがゲームの目的となっている。

操作法やゲームの進め方はRPGでは一般的な方式で、はじめてプレイする人でもすぐになじめるだろう。キーボードのほか、マウス、ジョイパッドに対応しており、カーソルキーやマウスなどで主人公を歩き回らせ、出会った人の話を聞き、出現したモンスターと戦う。モンスターとの戦闘では肉弾戦のほか、キャラクタによっては魔法を使うこともできる。魔法は初めから知っているものもあれば、レベルアップすることによって習得できるものもある。アイテムを装備することで、魔法を習得したり、攻撃力・守備力などをアップすることが可能だ。このアイテムは、人からもらうこともあれば、マップのところどころで見つかる宝箱の中から手に入れることもある。また、ストーリーがある程度進んでからは複数のアイテムを合成して、より強力なアイテムを作り出すことが可能になる。

このゲームの最も大きな特徴となっているのが、戦闘によって弱らせた敵キャラを主人公・デューンが「食べる」ことができるという設定。HPが半分以下になった敵を食べることによって、まともに戦っては被害が大きいか倒すことが不可能な敵を一気に消滅させることができる。その上、デューンのHP/MPのいずれかが回復するというのだからやめられない。モンスターを食べると、そのモンスターを自分のものにでき、戦闘中の必要なときに召喚して、その能力を使うことができるようにもなる(女性型モンスターであれば、すべて召喚可能)。

モンスターをはじめとしたキャラデザインのよさも魅力のひとつ。キャラの説明付きで原画を見られるメニューが用意されており、ゲームの進行具合にしたがって、より多くの絵を見ることができるようになっている。

reviewer's EYE 主人公のキャラがとぼけたいいアジを出しており、人間やモンスターを食べてしまうという、一歩間違えれば陰惨な設定をかえって愉快なものにしている。主人公以外の登場人物もユニークで、敵の幹部でさえ憎めないキャラに仕上がっている。

シナリオはかなり長いが、次から次へと新たな展開が続き、プレイヤーを飽きさせない。敵・味方の人間関係や主人公に食べられてしまった登場人物の運命など気になる謎もあり、続きを見るのが楽しみになるストーリーだ。

街やダンジョンのデザインも美しい。また、モンスターのデザインや戦闘時の特殊効果なども凝っていて楽しい。BGMにも力が入っている。ゲームの完成度は非常に高い。

ストーリーや映像表現に凝っているため、時間がかかるゲームではあるが、それだけの価値は十分にある。ファンタジーRPGが好きな人にはぜひお勧めしたいゲームだ。

なお、このゲームは「鬼喰いの章」の前編にあたり、後編として「光の女神戦3」が制作されるとのことである。
(秋山 俊)


スクリーンショット》 主人公とパーティを組むのはなぜか美しい女性ばかり
スクリーンショット》 「るう」はどこにでもいて、データをセーブしたりアイテムを合成してくれる
スクリーンショット》 主人公は戦闘において「召喚」と「食べる」という特殊攻撃ができる
スクリーンショット》 戦闘時の攻撃の映像表現は凝っていて美しい
スクリーンショット》 登場キャラの説明付き原画画面


【作 者】 小迫 直人 さん
【作者のホームページ】 http://www.mars.dti.ne.jp/~tin/
【レジ作品番号】 SR019097
【補 足】 試用期間中(シェアウェア登録前)は、ゲームの途中までプレイすることが可能
ソフト作者からひとこと
■ソフトを開発しようと思った動機、背景

主人公は鬼喰いと呼ばれ、何でも食べます。この設定が気に入っていて、彼を主人公とした話をまとめてみたいと思っていました。かっこいいところもあれば、怖がりなところ、女の子相手に戸惑っていたり、いろいろな面があって楽しいです。主人公の行動はプレイヤーが選択することもありますので、いろいろ試してみてください。

猫みみ少女やメイドさん、きつね娘に巨大ボスキャラ鬼機神……などなど……登場人物も冒険の舞台もバリエーション豊かで気に入っています。

■開発中に苦労した点

半透明色を組み合わせた多重スクロール。一昔前のパソコンでも動くように速度向上に力を入れました。その答えのひとつがフル画面モード採用というわけです。それに大画面でのプレイは楽しいですし、高速環境の方にもお勧めです。フル画面モードのみだったら楽だったかもしれませんが、ウィンドウモードも残して両対応ということにしました。これもなかなかうまくいかなくて。あっちを立たせるとこっちがこけるという状態で、どちらも動くまで苦労しました。

グラフィックの総描き換えおよび追加。何ヵ月もCGの色塗りを続けました。小さなCG一枚に丸一日かかるようなこともありました。ボスキャラ・鬼機神もいろいろあって、時間がかかりました。鬼機神はデザインが大変でした。

■ユーザにお勧めする使い方

主人公・デューンは鬼喰いです。何でも食べます。食べ歩いてください。道端のニワトリも、りんごもバナナも、果てはモンスターも鬼機神さえもみんな食べます。食べたモンスターは戦闘中に呼び出すことができいます。女の子モンスターはとても役に立ちます。鬼機神の圧倒的な攻撃力も見物です。

アイテム合成も中盤以降セーブポイントでいつでも行うことができます。合成で強力なアイテムを作って鬼機神を撃破してください。
(くらんくていん (小迫 直人))
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フリーソフト
光の女神戦2 -鬼喰いの少年・前編- 1.20 鬼喰いと呼ばれる少年が主人公のファンタジーRPG (2,852K)



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